【読書】ガザのことがよく分かる~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.477 2024.4.15)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第79弾です。4月1日号より先にこちらを読んだため、先に投稿します。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号のスペシャル企画は「ガザ76年」です。
この特集、本当によくまとまっているので、ぜひ読んでいただきたいです。『ガザとは何か――パレスチナを知るための緊急講義』の岡真理さんへのインタビューをメインに、パレスチナ問題の期限や関連年表、現在何が起きているかについて書かれています。
ぜひ入手して読んでいただきたいからこそ、安易な引用は避けますが、驚いたのは次の部分。
そして心に留めたいのは、以下の一節です。
#withHandala (日本版)のことは知らなかったので、日本のアーティストたちもがんばっているなぁと、頼もしく思いました。パレスチナ人の漫画家ナージー・アル・アリーのキャラクターであるハンダラにちなみ、国内外の漫画家たちが自身のキャラクターの後ろ姿を描き、それをポスターにしたものです。
↑ポスター
↑活動の趣旨
『ガザとは何か』の感想も、貼り付けておきます。
特集以外で印象的だったのは、『池内了の市民科学メガネ』。香りの話でした。
ちょっと笑ったのは、以下の部分。
教室に行くと気が滅入る理由の1つは、それだったのかもしれません。逆に「老婦人の匂い」には気持ちを上向きにする効果があるそうです。
覚えておこうと思ったのは、「販売者に会いにゆく」で取り上げられていたセルビア版『ビッグイシュー』の『リツェウリツェ』の販売者ドゥブラフカ・コヴァチェヴィッチさんの言葉。
今号も、非常に勉強になりました。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。なお今号については、2024年5月1日に次の号が発売されるまでは、街角の販売者さんからのみ購入することができます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった高島さん、いつもありがとうございます!