【読書】ネット検索は脊髄反射と同じ~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.476 2024.4.1)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第80弾です。4月15日号についての記事と逆の順番で投稿しています。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は「『ネガティブ・ケイパビリティ』を生きる」です。
ネガティブ・ケイパビリティとは、「不可解の中で、おや不思議だなと思う気持ちをもちながら、宙ぶらりんの状態に耐えていく」(p.10)力のことです。すぐに答えを求める今の生徒をはじめ、現在誰にでも求められる力ですね。
答えが出ない問題を設定しても、生徒はすぐに何らかの答えを求める、あるいは出してしまう傾向が強いんですけどね。
「通信制の高校は生徒がどんどん増えて、今はマンモス校になってますよ」( p.11)というのは驚きました。最近あるところで、特別支援学級を希望しても、入れるのは来年度(!)という話を聞いたのですが、確かに「文部科学省が定める学校教育の方針はもはや破綻している」(p.11)のでしょう。
これ、笑えるような、笑えないような。
この帚木蓬生さんの言葉を励みにします。
恐ろしい話です。
スペシャル企画のボブ・マーリーの記事の注釈にあった「ラスタファリ運動」の説明を、備忘録代わりに書いておきます。
今号も、非常に勉強になりました。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった宮城さん、いつもありがとうございます!
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