管理栄養士 佐藤牧子の『巻き込んでもよろしいでしょうか?』エピソード4
「小さな達成感を少しずつ積み上げていく」
上司から、「佐藤くん、仕事のアウトプットとインプットをきちんとしなさい」と言われます。
この言葉を聞いてすぐ頭に浮かんだのは、
「仕事をため込んでしまい、優先順位がつけられていない事を指摘された」ということ。
それと同時に、「この解釈であってるのか?」と疑問にも思いました。
働いていると「カタカナのビジネス用語」をよく耳にします。
その言葉の意味を理解せず、なんとなく解釈してしまうことが多いので……。
「アウトプットとインプット」について調べてみることにしました。
アウトプットとは、日本語で「学習した知識やスキルなどを行動に反映させて表面化すること」だそうです。
例えば、セミナーで学んだ営業トークのノウハウを商談現場の営業トークに活かすなど、学んだ事を実際の行動に活かすことがアウトプットというそうです。
また、何かを学んだ際に学んだ内容を話したり、書き出したりすることもアウトプットというそうです。
私は「アウトプット」という言葉を、どちらかというと後者の「学んだ内容を話したり、書き出したりすること」だと考えていました。
「アウトプット」についてさらに調べていくと、「アウトプットの目的」という言葉も出てきました。
「アウトプットの目的?」と私は思いました。
アウトプットの目的は「成果につなげること」と書かれています。
「成果」という言葉をみてハッとしました。
「私に抜けていたのは成果だ!」ということに気が付いたからです。
次に「インプット」についても調べました。
インプットとは、知識やスキルを身につけることで、例えば、本やセミナーで学習したり、先輩社員や上司の行動から見て学んだりすることだそうです。
私の最近のインプットは、営業の「タスク管理の方法」を学んだこと。
これをアウトプットすると、
・学んだタスク管理の方法をやってみた
・仕事の優先順位がつけられるようになった
・仕事を効率的に進めていくことができた
私の気持ちとしては、これで仕事がすっきりして「仕事をやった!」という達成感が見える化され、仕事のモチベーションが上がりました。
小さなことでも「やりきった」と思える達成感があると、毎日が少しずつ変わっていきますね。
大きな達成感ではなく、小さな達成感を少しずつ積み上げていくことによって、日々の仕事が充実していくように感じます。
こうしてアウトプットの目的を知ることにより、インプットするときの自分の姿勢も変わってくるような気がしています。
なんとなくで言葉を解釈するのではなく、調べて自分に落とし込む事の大切さに気が付くことができた、というお話でした!
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【佐藤牧子プロフィール】
資格:管理栄養士/栄養士/オープンウォータスイミング検定4級
職歴:学校栄養職員/病院厨房/高齢者施設(サ高住、特別養護老人ホーム)での給食管理/栄養管理を経験し、現職。
趣味:水泳、キックボクシングなど健康のために運動すること。プロ、アマ関係なくスポーツ観戦好き。最近は小学生のフェンシング観戦がとても楽しかった。
一言:健康情報、スポーツ観戦情報がありましたら、ご連絡ください。その他、食事、厨房関係のお話、ご質問もお待ちしています!
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