
11月をふりかえる
11月も残りあと数日。
今月は寒暖差が凄くて時々体調を崩しつつも、友達や彼に会いに行くことができた。人の流れが少ない時間帯に移動したり、出かけるときは人が少ない場所を選んで近場で短時間を徹底したり、周囲の理解があったからこそ楽しむことができた。周囲の人の助け無しでは私は生きていけない。本当にありがたいなぁ、と思う。
図書館には相変わらずお世話になっているのだが、以前と比べて本を読むペースが確実に上がった。今までは集中力が持たなくて数ページで挫折してしまうことが多かったが、最近では調子のいい時は1日1冊ペースで読んでいる。特に、小川糸さんのエッセイにどハマりした。糸さんの数々の海外生活の日記に思いを馳せながら、癒しをもらっている。
先週から、歯医者に通い始めた。
6年近く歯医者に行ってなかったので、さすがにまずいのでは、、と思い、時間だけはあるので行ってみた。心配していた虫歯は無く、歯茎の腫れが気になるので様子見しながら通うことになった。久々の歯医者に緊張したけれど、これで健康に一歩近づけると思うと喜んで通える。午前中の早い時間帯を選んだので、周りはおじいちゃんおばあちゃんしかいないのも気楽だった。
今月、何よりも支えられたのは、ドラマ『いちばんすきな花』だ。今の自分にとっての栄養剤は間違いなくこのドラマだと思う。生きづらいこの現代に思うことを主人公達が言語化してくれて、世界観も登場人物も本当に好きなドラマだ。このドラマが今放送されていなかったら、きっともっと病んでいたと思う。それくらい私にとって心の支えとなっている。
正直、先月と比べてめちゃくちゃ元気で行動的になったとかではない。でも、人に会いたい、会いにゆきたいと思えるようになり、実際に行動できたことはとても大きな変化だと思う。今でも満員電車を見ると嫌気がさすし、人混みは相変わらず苦手だ。働くことについても大して向き合えていない。電車慣れするようにお医者さんに言われたのに、用事のある時しか電車に乗ってない。眠りの質も悪くて夢ばかり見るし、昼寝をしてしまう日もある。言い訳ばかりで、はっきり言って現実逃避かもしれない。でもしょうがない、それが今の自分だ。ありのままの自分を受け入れるってことは、こういうこと弱さも認めるってことなのかもなぁ。
元気が出てきたからこそ、悩むことが沢山ある。でもいつかの日か、自分や自分の周りの人が毎日笑って健康でハッピーに過ごせたらこんな日々も無駄じゃなかったと思えるはずだ。来月も自分らしく、明るく朗らかに一歩ずつ生きていく。