20200120 無題
一昨日に新年会があった。焼き鳥と少々のお酒を慈しんだ。そこで色々の経緯を経て、僕は「文化消耗者」という栄誉ある称号を得た。紫綬勲章やオスカー像を送られた有象無象とは段違いだ。唯一無二の称号を恣にして、消費社会の中での優位から人々を見上げていこうと思う。これからは僕のスーツの左胸に誇らしく勲章を飾り着けておこう。そして、今も文化の消耗をしながらこれを認めている。
粗雑な街にいる客はどれも粗雑だった。入店と同時に、「ここは焼き鳥か? 焼き鳥?」と尋ね続けた客がいて、後に酩酊し