客単価をあげるコツ☆
こんばんは、まねじ&まねこです☺︎
さて、今日は客単価をあげるコツを実例あげてお伝えしますね!
難しく考えず、読んでいただけると幸いです。
売上達成まで残り1万円
私が大学2年生の時に実際に教えていただいたことですが、
私は当時、都内の居酒屋でアルバイトをしていました。
閉店まで1時間半のラストオーダー間際
1日の売上目標まで、あと1万円
店長に伝えられたミッションは“目標達成するため残り1万円、さてお前ならどうする?”というもの。
私は関西弁で気さくな店長のことが大好きでした!
とっても思いやりがあり、誰よりも働いていて、いつも笑顔で。
帰る時には「今日もありがとな!」
私が尊敬する方の一人です。
この時店長に教えていただいた事が、その後社会人になるときに役立つものだと思いませんでした。
ミッションに対して私が出した答えは、
残り1万円売り上げるためにお客様を呼び込む!というもの。
10時以降の平均客単価は3,500円ほど。
あと3〜4名来店してくだされば、目標達成できる!と思い、その答えを出しました。(この時は左脳的に計算して考えたと言うわけではありませが。笑)
この時点でマネジメントされていたんだと、今振り返ると分かるのですが
当時は、日々目標を達成することの大切さも、売上に関わっているという実感もありません。
当時店長が私に教えてくれたのは、私が出した答えとは違うものでした。
店内にはお酒を飲んだり、食べたりし終えて
まったりしているお客様が10名ほど。
「今からラストオーダーをとってきてくれ。」
私は頷くしかありません。
「あっ、はい!わかりました!」
「ただ単にラストオーダーをとってくるのではなく、お客様に想像してもらうや。」
今までは『ラストオーダーの時間ですが、何か注文ございますか?』
としか言っていなかった私。
これではダメなんです。お客様にその後のことを想像してもらうことが大切!
その時教えていただいたこと、そのまま書きますので考えてみてください。
①『ラストオーダーの時間ですが、何か注文ございますか?(^ ^)』
と言われた時と、
②『ラストオーダーのお時間です。炭火で焼いた焼きおにぎりやオススメの鯛茶ずけなどあります(^ ^)それか、冷たい季節のシャーベットも☆
オーダーしたいものございますか?(^ ^)』
思わず注文したくなるのはどっちですか?
②と答える方が多いと思います。
「えっ、炭火で焼いた焼きおにぎり?!ください☆」
思わず言いたくなりません?(*^^*)
どれだけオススメか、どんなものなのか、
お客様が知らない(であろう)情報をちゃんと伝え、想像させ、提案する。
あくまでも選択するのはお客様ですが、ただ単にラストオーダーをつたえるのではなく、こんな商品もありますよ!こんなに美味しいですよ!と伝えるのは店員(店長も社員も、もちろんアルバイトでも)の役目です。
その日は私が頂いたラストオーダーだけで、目標達成することができました。
店長は私に一つの成功体験をさせてくれたんです。
ラストオーダーをお願いされる前にこんなことも言っていました。
「お前が言ってくれた提案(呼び込み)は俺がする!
だけどホールは任せるな(^ ^)目標達成まであと1万円。一緒に達成しような」と。
私の考えた答えは否定せず、役割分担をしてくれたんです。
お店の責任は店長にありますが、その言葉でアルバイトの私を信じてホールを任せてくれた店長のためにも絶対達成してやる!という気持ちにさせてくれました。
これはとある居酒屋の閉店間際での出来事ですが、
お店の業種や状況によっても提案方法は異るかと思います。
来てくださるお客様一人一人のヒヤリングを行い、提案することに変わりはありません。
大事なのはお客様が知らない(であろう)情報をちゃんと伝え、想像させ、提案すること。
そして、自分だけなく部下(スタッフ、アルバイトに関わらず)も同じように提案ができること。
そうすることで、客単価はすぐに上がります。
良いサービス、良い製品、美味しい食べ物を売っている前提ですが☺︎
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