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市立図書館で予想外の″又貸し″を受けた

市立図書館から本の入荷連絡が届きました。

すっかり忘れていましたが、妊娠中に購入するか迷って予約していた本が届いたようです。

過去の自分から贈りものを受けたような気持ちで、ベビーカーを押し押し図書館へ行きました。

端末にカードを差し込み、受け取りの棚を確認しようとしたところ、「カウンターへお願いします」との表示が。

人気の本だから棚に置いておくと、持っていってしまう人がいるのかしら? (予約が入っている本は端末での貸出登録でひっかかるはずだけれど……)などと不思議に思いながらカウンターへ行くと、次のような説明と共に本を渡されたのでした。

「こちらの本は市外の図書館から取り寄せたものになりますので
・汚さないよう必ず透明のカバー(図書館がかけたもの)をかけた状態で読んでいただき、
・返却はポストではなく窓口で
・注意書きのしおりを挟んだ状態で
お願いします」。

見ると、三鷹市ではなく多摩市のシールが貼られています。

多摩市立図書館の管理シールと透明なカバー


注意書きのしおり

予約したこと自体は忘れていましたが、市外の図書館から本を取り寄せた記憶は(自信を持って)ありませんでした。

「この本、最初から市外から取り寄せになっていました?」
疑問に思って尋ねると、返却待ちの状態が長く続いていた(三鷹市の本を借りたまま返さない利用者がいた)ため、市外の図書館から取り寄せてくれたようでした。

そんな事情があったとは。
市の図書館にない資料を取り寄せられることは知っていましたが、誰かが返却しなかったために他の自治体から本を取り寄せてもらうのは初めてでした。
予想外の又貸しです!

早く三鷹市の本が返却されることを祈りつつ、ありがたく読ませてもらいます。


おしまい。

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宮沢早紀
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