宮沢早紀

文房具メーカーで海外向けブランディングを担当するかたわら、通勤時間や4才・0才の育児の…

宮沢早紀

文房具メーカーで海外向けブランディングを担当するかたわら、通勤時間や4才・0才の育児の合間にほそぼそと文章を書いている33才。 子育てしながら働く日々の困りごとやその対処法、失敗、気づき、2017年の終わり頃から行なっている文筆活動にまつわるあれこれを綴っていきます。

マガジン

  • 虫嫌いな母による虫とのふれあい記録

    虫好きな子を持つ虫嫌いなペアレントへ捧ぐnote。わが子が虫への興味を失う日まで、虫とのふれあい記録を更新します。

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家事・育児にかけている時間を再計測した話

しばらくあいてしまいましたが 改めて家事・育児にかけている時間を計測しました。 今回はそのまとめです。 1.内閣府の調査結果との比較にチャレンジ ・夫にも時間計測に加わってもらったこと ・内閣府の調査としっかり比較するために  前回は面倒で除外していた細かなものも全て含めたこと ・総時間数がわかればOKということで  内訳(個別の家事時間)は分からないこと この3点が前回とは異なります。 計測にはこの子を使いました☟ 結果― 夫婦合計の平均で337分という結果に。 内

    • 産後、初めて長男と二人だけの時間を過ごしたら……

      はじまりは「ジブン時間が皆無!」という夫の嘆き 育休から仕事復帰した夫が 自分の時間がない! やりたいことが全然できない! と嘆いていました。 それもそのはずで 仕事が終わり帰宅して後は 入浴や夕食、家事をこなしつつ 夜勤前のわたしに代わり、授乳後の長女の寝かしつけもやっている (この間、わたしは長男と語らいつつ仮眠をとっている)ので それらが全て終わったら、翌日に備えて寝るだけになってしまうのです。 わたしも仕事復帰したら、やっぱりこんな感じになるだろうなぁ……と

      • 農業祭を毎年楽しみにする母

        今年も子どもと市の農業祭へ行ってきました。 わたしたち家族――というか、わたしは―― 市の農業祭を毎年楽しみにしていて 毎年秋になると、そろそろ開催のお知らせが出る頃では? と市報や街角のポスターに目を光らせています。 我らが三鷹市の農業祭は 屋台が出たり 野菜でできた宝船の展示があったり、 その宝船の野菜の配布(抽選制)があったりするのですが 我が家(わたし)は品評会をはじめとする室内の展示を一番楽しみにしています。 品評会では形が美しいものや信じられないサイズの野

        • 歯みがきのぬいぐるみを贈る夫婦

          苦戦する子どもの歯みがき 子育ての少し先をゆく先輩ママパパに 苦労していることを聞くと、 子どもの歯みがきの話をする人がちらほら。 口の中にブラシが入ることを全力で嫌がる、 お父さんの歯みがきを嫌がる…… 毎日、朝と夜の1日2回。 その度に泣きわめく子どもをなだめ、 時に逃げようとするのを追いかけ、 というのは想像しただけで気が滅入り こちらのHPが削られる感じがしました。 とは言え、歯みがきをきちんと習慣化して 歯を大切にしてほしい。 (夫の言葉を借りると、歯は

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          6本

        記事

          4年ぶり2回目の「東向きのリビングも悪くないな」

          朝が弱いので、朝日を拝むなどということはめったにありません。 朝早い時間からジョギングやウォーキングや犬の散歩をする人、 自宅で勉強や執筆など机に向かう人、 みんなほんとうにすごいと思います。 そんなわたしですが、 子どもが生まれてからは授乳のために 朝4時台、5時台に起きる(起こされる)ことが珍しくなくなりました。 頭は夢の続きをみているような状態ですし、 目もしっかりとは開かないのですが 早朝の授乳をして初めて 日が昇り夜が明ける瞬間を目の当たりにし、 空の美しさに

          4年ぶり2回目の「東向きのリビングも悪くないな」

          子どもたちのお楽しみ会、今年はピニャータにチャレンジしてみようと思う

          今月下旬に長男ら11月生まれの子どもたちの誕生日会を開く予定です。 地元の同学年・同月生まれの子たちをまとめてお祝いするので「子どもたち」と書きました。 合同の誕生日会、お楽しみ会的なやつです。 彼ら彼女ら、そしてその母たちとは 市の母親学級や子育て広場、母乳外来で知り合いました。 互いに初めての″ママ友″で ありがたいことに4才を迎えた今も、お付き合いが続いています。 微妙に住むエリアが違うこともあってか 保育園が同じ子は1人もいないですし、 母たちの仕事も年齢もバ

          子どもたちのお楽しみ会、今年はピニャータにチャレンジしてみようと思う

          先人たちの試行錯誤から学ぶ

          今日は我が家の入浴事情と先輩ママたちからワンオペ時の入浴のtipsを学んだ話です。 我が家のベビーバスが小さめだったのか、 長女の成長スピードがすさまじいのか よくわかりませんが 生まれて4週目を迎える頃にはベビーバスがキツキツになっていたので 1ヶ月検診でOKをもらってからは その日の入浴からベビーバスを卒業。 夫と長男と長女がみんなで風呂に入り、 わたしが長女を受け止めるスタイル(長男と夫は一緒に出てくる)でしばらくやっていました。 ところが、夫の育休が終わったので

          先人たちの試行錯誤から学ぶ

          産後休中だけれど、仕事が恋しくなってしまった話

          一昨日は長男の誕生日でした。 LEGOが好きなヤツはたいてい賢い(!) という持論を持つ父からは LEGO classicを買ってもらっていました。 早速、遊ぼうと開封しようとすると 両サイドをテープ留めしていたパッケージがテープを使わない仕様になっていることに気付きました。 産休前は欧米の環境法規(主に脱プラ)に対応したパッケージへのリニューアルを 業務のひとつとして担当していたので 仕事スイッチがグッと押された感覚でした。 LEGOを広げて遊びはじめる長男と夫の横

          産後休中だけれど、仕事が恋しくなってしまった話

          あこがれのペロペロキャンディを食べて

          長男の誕生日だったので 前々から食べたいと言っていたペロペロキャンディをあげました。 今日はその時の模様を書きます。 前段はこちら↓ テンションマックスだった開封時 カラフルな渦巻きが目に入った途端、 「あ! ペロペロキャンディ!」と叫ぶ長男。 思えば、この時が興奮最高潮でした。 いざ実食! 父と母から食べてごらん、と促されるも 「どうやって食べるの?」 とキャンディを見つめています。 ぺろぺろ舐めるんだよと説明すると、 おそるおそる口に入れる長男。 「食べられる

          あこがれのペロペロキャンディを食べて

          虫に夢中になるようになってからLEGOの創作の幅も広がった

          長男2才のクリスマスにプレゼントしたLEGO duplo(デュプロ)。 通常サイズのLEGO classicも持ってはいるのですが 薄いパーツ同士の取り外しができないなど まだうまく使いこなせず、 duploで遊んでいることが多いです。 これまでは家や城といった建物や付属のタイヤを使った乗り物を作ることが多く、 毎度、同じようなものを作っていたのですが 虫に興味を持ってからはLEGOの作風も変わり、最近は昆虫を作っています。 同じようなものばっかり作っているなぁと感じ

          虫に夢中になるようになってからLEGOの創作の幅も広がった

          2004年の2月、泣いていたわたしへ

          今日は過去のわたし自身へメッセージを書きます。 2004年2月、第一志望校の敷地内で泣いていた、12才のわたしに宛てたメッセージです。 2月2日の夕方頃、わたしは涙をぽろぽろ流していました。 掲示板から少し離れたところで 母の携帯電話で塾の先生と担任の先生に受験結果を報告しながら。 泣いているのを母に見られたくなくて、 時折、母の方を確認しては体の向きを変えて。 (まあ、もちろん泣いていることはバレていたのですが。) あの時のわたしは お世話になった人や応援してくれてい

          2004年の2月、泣いていたわたしへ

          夫が育休を取り、夫婦それぞれが感じていること

          長女の出産に伴い、夫は1か月の育休を取得しました。 4年前の長男出産の際は 育休取得せず有休を使ったり、 (コロナ禍の只中だったこともあり) 在宅勤務し、合間にできることをやったりしていました。 そんな夫の育休も今日で終了するのですが 出産直後に夫が育休を取ったことで 夫婦それぞれが感じていることについて 今日は書きます。 前提として 両実家とも1時間程で行ける距離ですが 仕事や介護があったり 来てもらうとわたし自身がリラックスして過ごせなかったりするために 頼っていな

          夫が育休を取り、夫婦それぞれが感じていること

          あこがれのペロペロキャンディ

          ハロウィンなのでお菓子の話をします。 ペロペロキャンディを食べたがる子ども 1年ほど前からでしょうか。 長男が「ペロペロキャンディを食べたい!」と言うようになりました。 ペロペロキャンディを食べてみたい。 わかるよ、その気持ち…… かくいうわたしも 長男くらいの年の頃にペロペロキャンディに憧れを抱き、 両親や祖父母に同じことを言った記憶があります。 ところが実際に食べてみたら 思っていたよりもおいしくなく、 (マシュマロやチョコの方がおいしかった……) 舐めても舐め

          あこがれのペロペロキャンディ

          子どもの言葉を一冊のアルバムにしたら、とてもよかったのでおすすめしたい

          長男の発言でおもしろかったもの、印象的だったものを書きとめているということを以前に書きました。 長男の4才の誕生日を前に この1年で集めた言葉たちを冊子にすることにしました。 (誕生日のプレゼントを用意してくれている祖父母にも配布予定) 今日は冊子の作成にあたり 検討したことや作成方法、作成してみて感じたことについて書きます。 はじめは印刷物を製作するつもりはなかった わが家ではモノが増えると管理しきれないという理由から これまで子どもの写真を印刷してアルバムを作るこ

          子どもの言葉を一冊のアルバムにしたら、とてもよかったのでおすすめしたい

          絵本の読み聞かせの際についついやってしまうこと

          今日は長男への絵本の読み聞かせの際に ついついやってしまうことについて書きます。 わが家では長男が5、6か月くらいの頃から寝る前の儀式として絵本を読んでおり 長女が生まれた今もどうにか続けています。 絵本を読んでいると時々、 料理や洗濯といった家事の描写が出てくることがあるのですが 特定の性別(多くの場合は女)だけがやっているようにとれてしまうことがあります。 古い作品だと専業主婦の妻+働きに行く夫が当たり前な時代に描かれていたり、 作者が意図してそう描いたのではなかっ

          絵本の読み聞かせの際についついやってしまうこと

          図鑑の虫のポージングが気になる夫

          これではカマキリがかわいそうだ。 長男に買い与えた『小学館の図鑑NEO 昆虫』を眺めていた夫がつぶやきました。 かわいそう??? なんだなんだ、どういうことだ? わけを尋ねると 図鑑に掲載されている写真を指差し こんな恥ずかしいポーズをさせられてかわいそうだと言います。 体のつくりは分かりやすいけれど、自然の中にいるカマキリをこの格好で見つけることはない、とも。 なるほど。 変なポーズ云々はさておいても 確かにこのポーズで出会うことはないな、 と虫が苦手なわたしも思い

          図鑑の虫のポージングが気になる夫