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美容師さんと二人きりで会話する長男に成長を感じた日

そろそろカットしなきゃなぁと思いつつ他のことを優先していたら、長男の髪の毛がのびのびになってしまいました。

いつもは車に乗れる至れり尽くせりな子ども美容室とQBハウスを交互に利用しており

今回はQBハウスのターンだったのですが、駅の方で済ませる用事が他になかったことや、長男の手を引き下の子を抱っこして連れていくのがちょっと億劫になってしまったので、近所の美容院に予約をし、行ってみることにしました。

ご夫婦で経営されている、2席のこじんまりとした美容院。
普段のカットは子ども美容室でもQBハウスでも、すぐ後ろで見守らせてもらっているのですが、今回はカットのスペースがせまかったため(長女を抱っこしていたこともあり)、少し離れたところで待機することに。

同じ空間にいることはわかっているけれど姿が見えず、長男の緊張が伝わってくるような気がしました。
どうかな……
母であるわたしもそわそわしながら座っていたのですが、しばらくすると長男と美容師さんの会話が聞こえてきました。

「何歳?」
「4さい」
「保育園行ってるの? 幼稚園?」
「ほいくえん」
「今日は? 何して遊んだ?」
「んー……こうえんにいって、おにごっこした」
「(長男のリュックを見て)新幹線だねー電車好きなの?」
「うん、くるまとかいきものもすきだけどね(ドヤッ)」……

会話が続いている!
DVDやおもちゃがない中でのカットはQBハウスでも経験していましたが、カットの間にこうして美容師さんと会話を続けるのは、長男にとっては初めてのことでした。

美容師さんがやさしく声かけしてくださったことが大きいとは思うのですが、子ども美容室では美容師さんに何かを聞かれても、傍らにいるわたしを助けを求めるように見て、もごもご答えにならない答えをしていた長男だったので、初めましての大人ともしっかり会話できるようになっていたのだな、と感じました。

すぐそばで見ていないと……と思いがちというか、そう思ってきたのですが、(お店側が許してくださるのであれば)子どもの前から姿を消してみてもいいのかも、とも思いました。

帰り道、歩きながらどうだった? と聞くと、「ここもいいかもね(生意気)」との感想が。
「次は車に乗って切り(切ってもらい)たい!」と言われると思っていたのでちょっと意外でした。

おしまい。

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宮沢早紀
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