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【牡蠣にアタった】経験談〜生食用と加熱用〜
どうも、MANATOです。
最近のニュースで、コストコの牡蠣で食中毒が出たみたいなので、牡蠣に当たった経験がある私が牡蠣について掘り下げたいと思います。
はじめに
加熱用牡蠣と生食用牡蠣の違いを知らずに食べるのは危険!
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高いが、正しい知識がなければ食中毒のリスクがある。
加熱用と生食用の違い牡蠣の栄養素、そして美味しく安全に食べる方法とは?
・加熱用牡蠣と生食用牡蠣の違い
加熱用と生食用の最大の違いは「基準」
加熱用牡蠣と生食用牡蠣の違いは 「鮮度」ではなく「基準」
多くの人が誤解しているが、実は「生食用のほうが新鮮」というわけではない。
生食用牡蠣は厳しい水質基準をクリアした海域で採れ、出荷前に滅菌処理される。
一方、加熱用牡蠣はその基準を満たしていないが、加熱することを前提にしているためそのままでは出荷できない。
つまり、加熱用牡蠣は 「汚れているから安い」わけではなく用途が違うということ。
生食用牡蠣の安全基準
生食用として販売される牡蠣は、以下の基準をクリアする必要がある。
・ 指定された海域 で採取(清浄海域)
・ 出荷前に24時間以上の紫外線殺菌水処理を実施
・ ノロウイルスや細菌検査をクリア
このように、生で食べても安全な状態にするために厳しい管理が行われている。
しかし、生食用でも100%安全とは限らない。
ノロウイルスは貝の体内に蓄積されるため、完全にゼロにすることは難しい。
だからこそ、体調が悪いときや免疫が弱っているときは生食を避けるべきである。
加熱用牡蠣の方が「うまい」
実は加熱用牡蠣のほうが旨味が強いことを知ってました?
加熱用牡蠣は餌が豊富な海域で育つため、 栄養価が高く身が大きい傾向があるのです。
生食用は滅菌処理の過程で若干の水分が抜け、旨味が薄れる場合がある。
しかし、加熱用は処理されない分、加熱しても縮みにくく濃厚な味わいが楽しめる。
そのため、 カキフライ、鍋、グラタンなどの加熱調理には「加熱用牡蠣」を使うのが正解!
・牡蠣の栄養素と健康効果
牡蠣は栄養の宝庫であり、さまざまな健康効果が期待できる!
牡蠣に含まれる主な栄養素
・ 亜鉛 :免疫力向上、味覚機能の維持
・ タウリン :肝機能向上、疲労回復
・ ビタミンB12 :貧血予防、神経機能の維持
・ 鉄分 :貧血予防
・ グリコーゲン :エネルギー補給、持久力向上
・ DHA・EPA :動脈硬化予防、脳機能向上
特に亜鉛の含有量は食材の中でもトップクラス。亜鉛は髪の毛や肌の健康維持、男性の生殖機能向上 に欠かせない栄養素で、不足すると味覚障害や免疫力低下を引き起こす。
また、 タウリンは肝臓の解毒作用をサポートし、二日酔い予防にも効果的。
お酒を飲むなら牡蠣を一緒に食べるのが理想的 だ。
牡蠣の健康効果
・ 免疫力アップ :風邪や感染症予防に効果的
・ 疲労回復 :グリコーゲンとタウリンがエネルギー補給
・ 美肌効果 :亜鉛とビタミンB群が肌のターンオーバーを促進
・ 貧血予防 :鉄分とビタミンB12が赤血球の生成をサポート
・ ダイエット効果 :低カロリー高タンパクで、満足感が高い
「食べるサプリメント」とも言えるほど、牡蠣は バランスよく栄養を摂取できるスーパー食材なのである!
・牡蠣を安全に食べるためのポイント
生牡蠣を食べるときの注意点
・ 新鮮なものを選ぶ(消費期限を厳守)
・ 体調が悪いときは避ける(特に妊婦や高齢者、免疫が弱い人)
・ 一度に大量に食べない(少量ずつ様子を見る)
特に冬場はノロウイルスのリスクが高まるため注意が必要。
加熱用牡蠣をしっかり調理する方法
加熱用牡蠣を食べるときは、 85℃以上で1分以上加熱することが重要。
・ カキフライ :170℃の油で3〜4分揚げる
・ 鍋やグラタン :沸騰したお湯でしっかり火を通す
・ 電子レンジ :加熱ムラができるため注意(中までしっかり火を通す)
半生状態では食べないこと。
加熱用牡蠣は旨味が濃く火を通しても美味しい ため、しっかり加熱して安心して楽しもう。
最後に-経験談-
僕自身、牡蠣にアタった経験があるのですが、高熱が出て上からも下からも大変で非常に辛かったです。
刺身など生ものが大好きな僕でも、数ヶ月は怖くて食べることができませんでした。
気まぐれクックさんが動画内で言っていたのですが、アタる牡蠣は変な匂いがすると...
たしかに思い返してみると、アタった時に食べた牡蠣は違う匂いがしていたなと思いました。
自分自身のその日の免疫もありますが、ちょっとこの牡蠣はやばそうだなと匂いでも思ったのなら、食べるのを避けた方が絶対にいいです。
僕以外の人の体験談でも、牡蠣にアタった時の苦しさは尋常ではないです。
今回は、コストコの牡蠣で37人もの方が食中毒になったということで取り上げてみました。
自己責任ですが、本当に辛いですし死に関わることなので自分の身は自分で守りましょう。