息子への愛情マシマシ!母のやる気マシマシ! 「母である自分を忘れてみる」非日常体験のススメ 【東京都ベビーシッター利用支援事業 使ってみた】
祝!!
いつもより1時間も早く寝かしつけに成功!
ご褒美のような「自分時間」の始まり始まり。
ちょっとお酒飲んじゃおうか?
本を読みながらゆっくり半身浴でもいいなあ。
いろいろな欲望を抱きながら寝室のドアをそっと閉じる。
雰囲気を察知してか、そんなときに限って
「うえーーーん」と聞こえてくる泣き声。
また寝かしつけ再開、とほほ。。
育児を楽しむために、親が「自分の時間をつくること」は重要なミッションである。
そして、その自分時間の中でうまくリフレッシュすることが必要だ。
育児には土日休みは無し。
普段どうしても子どものことが優先になり、自分の時間は後回しにしがちだ。
私は最近、疲れが溜まっているなと感じたり、体調を崩すことが増えてしまった…。
じゃあどうやって時間をつくるか?
偶然のご褒美を待つのではなく、自分で計画的につくるしかない。
私の場合、旦那さんが早めに帰れる日や休日は、
銭湯に行ったり、
少し早く起きて喫茶店で読書したり。
通常だとサクッと近所で楽しむことが多いけれど、
ここ最近は月に1〜2回程度、
予定を組んでベビーシッターさんにお願いして「自分の時間」を作るようにしてみた。
いまだにいろんな葛藤はあるけれど、思い切って息子と離れてみる。
いわばこの非日常体験のおかげで、「また母ちゃん頑張ろう」とモチベーションを上げられるようになった。
最初は、なんだか罪悪感から始まった。
東京都では「ベビーシッター利用支援事業」というものがあり、23区・市町村全てではないが対象の自治体に住んでいる人は、子ども1人あたり年間144時間分の費用補助を受けることができる。
対象の自治体は拡大していて、私の住んでいる区も昨年夏から対象になった。
私は区の広報誌で偶然見つけたのだが、この利用支援制度、結構知らない人も多い。
育休中でも関係なく「リフレッシュ」目的で利用することができる。
144時間×2500円(夜間は3500円)の費用が実質無料になるので、興味ある人はぜひおすすめ。
制度を利用してみようと思ったきっかけは、夫婦で行きたいイベントがあったから。
生後2ヶ月ぐらいの頃、旦那さんが息抜きで誘ってくれた。
しかし久々に出かけるのはとても楽しそうだけど、
知らない方に、息子を預けて本当に大丈夫だろうか?
息子を置いて私たちだけ楽しむなんて、可哀想なことをしているのではないか?
目の届かないところでの事件も聞くし、
怖くてギリギリまでシッターさんにお願いするのを迷っていた。
でもいろいろ疑っていたら、この先、誰にも頼れないわけで、それは現実的ではない。
東京都の支援事業対象として登録されている事業者の中から、
業界大手で、プロフィールなどを見て自分でお願いしたい相手を選べる、「ポピンズシッター」のサービスを利用してみることにした。
子どもがいることを「忘れる」時間の大切さ。
今まで6回ほど利用したが、予想に反して、すんなり息子はシッターさんとの時間を受け入れている感じだ。
シッターさんには家に来てもらうのだが、
私が出かけるときに、私がいなくなって泣かれたら困るな… なんて思っていた自分が恥ずかしいほど(汗)
まだ息子は人見知りが始まってないのも助かってはいるが、さすがプロ!
初めの挨拶からシッターさんたちは子どもの関心を引くのがとても上手。
おもちゃを持参してくれたり歌を歌ってくれたりありがたい。
子どもより親の方が、後ろ髪引かれるというか、離れるとき大変なんだなと痛感。
ちょっと心配だけど、シッターさんにお願いしている時間は頭を切り替えて、せっかくの時間を思い切り楽しむようにしている。
小さい子を連れて行きにくいジュージュー炭火の焼き肉屋さんに行ったり、
ゆっくり美容院に行ってウィンドーショッピングしたり。
まだ子どもがいなかったときにしていたことをすると、とても懐かしくて、テンションが上がる。
そしてふと、「そういやわたし、子どもいるんだなあ」と思い出す。
もちろん完全に忘れているわけではないけど、いつもと違うことをするのは最高の気分転換になる。
今までの生活とは一変して、
私は新しい人生を歩んでいるのだなあと感じる。
家に帰ってきたら、息子が迎えてくれる。
2時間でも3時間でも離れていたら、やっぱり会えるとうれしい。
息子を抱っこして、いつも通り一緒にお風呂入って、一緒に寝て、日常に戻ってこれる。
終了後シッターさんからもらえる報告レポートに、「パパとママを探して泣いちゃってた」
「離乳食をあまり食べなかった」
など書いてあったときは少し心配になってしまったけれど、
この子なりに頑張ってくれたんだなとありがたく思う。
リフレッシュできたし、充電完了。
また今日から息子と向き合っていこう!
「頼れる人には、お言葉に甘えて思いっきり頼った方がいいよ」
産休前に、子育て中の先輩から言われた言葉だ。ふーん、そういうものなのかな。
そのときはピンと来なかったけれど、子育てを経験してみて、人に頼ることって難しいけど、うまく頼ることって大事だと思う。
なんでも自分でやらなきゃと思ってしまったり、
私がいないと子どもが可哀想って勝手に思ってしまったり。
ひとりでなんでもこなせるわけはないのに頑張ってしまって、思い描いたとおりできないとイライラして自己嫌悪。
私は実家の両親も遠方なのでお願いするのが難しいし、家族だと余計頼みにくいこともあるので、そういうときベビーシッターさんなどのサービスはありがたい。
いま復職に向けて保育園の見学してみて、保育園の先生たちの存在って本当に大事だと感じるし、
万が一病気のときにお世話してくれる病児保育という存在も初めて知った。
育児の中でサポートしてくれる人に感謝しながら、息子のために、私のために、日々元気で楽しく過ごしていきたいなと思いました。
↓東京都ベビーシッター利用支援事業について
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《終わり》