専門的に学んだことがないし、研究をしたことがない。
でも障害のある人と一緒に、彼ららしい生活をつくるように約9年間伴走していたわたしが捉える障害福祉の考え方を紹介するコラム。
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第17回「「働けない」ことがこんなにも悔しく、「働く」ことがこんなにも楽しい」
「悔しいんです」。あるメンバーが泣きながら放った言葉です。障害や病気を療育・治療する目的で三休を一旦離れないといけないかもしれないと電話相談があり、おはなしを聞いていたら彼の思いがどんどんと溢れていきました。
「マルチを張り、苗を植え、水やりをし、さあもうすぐ収穫だ!というときに一緒に働けないなんて・・・悔しいです。一緒に収穫の喜びを分かち合いたかったです」と。彼の悔しい気持ちに触れ、僕も悲しい
第14回「給料が15分の1になったけれども、彼女はそれ以上の生きづらさを抱えたかもしれない」
いま理事をつとめている団体がクラウドファンディングをしています。園田というまちにチャリティショップをオープンする準備のためです。https://camp-fire.jp/projects/view/71126
それに関して記事を書きました。是非ご覧くださいませ。
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私たちの暮らしは、たくさんの選択肢によって構成されています。
映画を見ること。友達とご飯を食べること。パソコン作業
第10回「さぁ、ここからだ」
「もう終わってしまうんだ。」
11月11日、尼崎市の橘公園で開催した「ミーツザ福祉2017」が終焉した瞬間、僕の口からこの言葉が自然とこぼれました。焦燥感と後悔が入り混じった、何ともいえない感情でした。もっと続いてほしかった。もっと良いものにしたかった。
ミーツザ福祉の説明は下記の通り。
「尼崎ではハンディキャップを持つ方と一般の方で交流できる「市民福祉のつどい」というイベントが、1982年より