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ホルモン文化の可能性を探る。豚ハツのコンフィ。
こんばんは!
おうちごはんアドバイザーのまみげです!
群馬に引越しして2か月近くが経過しました。
もともと群馬は地元なのですが、15年ほどは県外にいたので、一度離れたからこそわかる良さを発見出来て、なかなか有意義な時間を過ごせています。
それは食材に対してもそうで、実家にいた頃は当たり前すぎて全く気づかなかった物が新鮮に写ります。
そんな食材の一つが、群馬が全国第4位の生産量を占める豚肉なのですが、とりわけ新鮮なレバーやハツなどのホルモン類の良さを改めて感じております。
過去の記事でも少し触れた事がありますが、実家のある地域では家で焼肉と言えばホルモン焼きの事で、初夏から秋くらいにかけて週末は夕方近くなるとバーベキュー用のテーブルを庭先に出して大人は焼酎片手に、子どもは庭で遊びながら気ままにをホルモン楽しんでいた姿が思い出されます。
ホルモンに触れた過去記事はこちら↓
その時のメインで出てくるのは味付けされた「豚のホルモン」で、おまけみたいにレバーやハツがちらほらある程度だったので、あまり印象に残らなかったのかもしれませんが、こちらに戻って来てその種類の豊富さと新鮮さに惹かれて何種類か購入し、試していて、今のところ一番リピートしているのが豚ハツです。
ハツは心臓部分で、低脂肪、高たんぱく、ビタミンやミネラルも程よく含まれているうえ、消化器系の部位ではないため臭みがほとんどなく、処理が簡短なのが嬉しいところ。
我が家は子どももお気に入りの食材です。
今回はそんな豚ハツを使った簡単コンフィ風のおつまみをご紹介します♪
豚ハツコンフィ
豚ハツ 300g
塩 3~4.5g
黒胡椒 適量
ローリエ、ローズマリー、セージ等お好みのハーブ 適量
ニンニク 1片
オリーブオイル又はこめ油 適量(肉が浸るくらい)
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今回の主役、豚ハツさんです。
最寄りのスーパーJAファーマーズさんよりお越しいただきました。
JAファーマーズはJAが母体なだけあって、地元の生産品が豊富で質もよくて良いですね∼!
我が家ではツルヤさんとこのJAファーマーズさんがお気に入り2大スーパーでありますよ。
ではでは作っていきましょう。
①豚ハツに余分な水分が出ていたらペーパータオルで拭き取り、好みのサイズにカットする。
面倒ならそのままでも可。
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②下処理したハツを耐熱性の食品用ポリ袋等に入れ、塩と黒胡椒を加えて良く揉み込んで馴染ませる。
お好みのハーブ、皮を剥いて適当に切ったニンニクも加え、ハツが浸る程度油を入れ、空気をしっかり抜いて袋を閉じ、冷蔵庫で半日~1晩おく。
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③一晩おいたハツを、切れ込みを入れたクッキングシートをかませて鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで、浮いてこないよう重石の蓋などをのせて火にかける。
お湯が沸いてきたら最弱火にして、沸騰しない程度に20~30分加熱する。
又はシャトルシェフを使う場合は沸騰して来たら蓋をして保温器に移し、1時間ほど置く。
加熱が終わったら引き上げて袋のまま冷ます。
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冷めたらアルコール消毒した瓶やタッパーに袋から移し入れて、ラップ等で表面をぴったり密着させてから蓋をし、冷蔵庫で保存。
5日~1週間ほど保存可能です。
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食べ方アレンジ
これはそのまま食べてもムチムチコリコリした食感で美味しいのだけど、シンプルな味付けなのでサラダの具材に加えたり、細かく刻んでチャーハンの具にしたり、ひと手間加えたおつまみにしたり、ハード系のパンに挟んでサンドイッチにしたり、アレンジ次第で色々楽しめると思います。
サラダのトッピングに
大体どんなサラダにのっけても馴染むので、ちょっとタンパク質系ものせたいなっていう時に便利。
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これはレバーコンフィも混ざってるわね。
ドレッシングは今お気に入り中の、
西友のにんじんドレッシング。
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豚ハツコンフィは和寄りの味付けにも馴染みやすいです。
ちょいと手を加えておつまみ
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パンは市販のものを使う場合は、普通の食パンよりもバケットとかリッチめなホテルブレッドなんかを使うと良いかもです。
昔からあるホルモンを親しみやすく
実家を出る前は、ホルモンと言えば決まった味付けで、焼き肉みたいに焼いて、というイメージが固着していました。
でも一度群馬を離れてみて、必ずしもその食べ方じゃなくても、もっと親しみやすい、普段使いしやすい食べ方もあるよね。と思えるようになり、今回は手軽に作れるコンフィ風にしたものを紹介してみました。
例えばこういうのを、いわゆる焼き肉用の味付けじゃなく加工して瓶詰めにしたり、お土産用にしてみたり、もっと流通しやすく沢山の人に親しみやすい形で提供することが出来たら。
群馬の食材の良さをもっと他県の方々にも知ってもらえることが出来たら、群馬の畜産をはじめとする一次産業も、より若い人が参入して自由にのびのびと発展するきっかけになるかもしれないのにな。
そうなれば良いなぁ。
などと思うのでした。
ではでは、およみいただきありがとうございました!
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