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甘いものNo.22|プディング!プディング!


こんばんは!

最近気圧の関係か、午後に猛烈に眠くなる主婦まみげです。

何か眠くならないい方法はないものですかねぇ…。




そんな強烈な眠気をなんとか振り切ろうと、好きなものを作ってテンション上げようともがいてみた昨日の午後。



おやつ又は朝食用にしようと思い、大好きなサマープディングと子供用になんちゃってディプロマットプディングを作りました!



皆さんはプリンというと思い浮かべるのは何でしょうか?

やっぱりカラメルたっぷりのカスタードプリンでしょうか?



私はもちろん一番に浮かぶのは、カスタードプリンなんですが、プリンの語源?であるイギリス料理のプディングもいくつか好きなものがあって、そちらもチラリと頭をかすめます。


そんなイギリスのプディングって、ご存じでしょうか?


イギリス料理のプディングとは、甘いものからお食事系まで色んなパターンがあって、材料を混ぜて型に入れて蒸し固めたもの。


って感じだと思うのですが、私の好きなライスプディングは、お米を牛乳とお砂糖で甘く煮たおかゆのようなものだったりもするので、プディングの厳密な定義って何?

というのが正直なところで、以前イギリス菓子にハマってよく読んでいたイギリス菓子と料理の本でもはっきりこれという定義が言い難いような事が綴られていたので、もし詳しい方いらしたら、ぜひぜひ教えていただきたいです!


ちょっと調べてみたら、ざっくり理解するならこのDERISH KITCHENのサイトが分かりやすくまとまってるかも?



うーん!奥が深いです!




今回作ったのは、ベリーをたっぷり使ったサマープディングと、パンプディングの一種であるディプロマットプディング(風のもの)ですが、今回は材料さえ揃えばめちゃくちゃ簡単にできるサマープディングの作り方をご紹介します。


昔読んでた本を参考に、作りやすいように自分好みに適当にアレンジしていってるのでこれが正統な作り方ではないだろうとは思いますが、「まぁ、こんな感じ。」っていう雰囲気は伝わるかと思うので、ご興味のある方、よろしければお付き合いくださいませ!



サマープディング
(プリンカップ4個分)

お好みのベリー類   250gくらい
砂糖         大匙3くらい
赤ワイン       50㏄くらい
無農薬レモン     スライス1枚分くらい
食パン         4枚


無糖ホイップまたはギリシャヨーグルト  適量

お好みでベリー系のソースまたは残ったベリーの煮汁   適量


※食パンは手軽にサンドイッチ用のものを使うか、6枚切りのものを更に半分にスライスしたくらいの厚みがこのサマープディングにはベストです。

しっとりリッチな高級食パンより、少し乾いたぱさぱさのパンの方がこのデザートにはむいているので、買ってきたばかりのしっとりしたパンは、しばらく空気に触れさせながら放置して少し乾かすと良いと思います。


※ベリー類は今回はラズベリー、ブルーベリー、グースベリー(セイヨウスグリ)、いちごを使いました。

いちごは冷凍ストックしてあったものを使用しています。

他には、カシスや赤スグリ、ダークチェリーなどもおすすめです。



①適当な厚みの食パンを用意し、耳があれば耳部分をカットして、それぞれラップをしいて並べ、表面が少しカサカサするくらいまで放置する。

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今回私が使ったのは超熟の6枚切りを半分にスライスしたもの。

サマープディングには副材料とかがあまり入っていないシンプルな食パンが使いやすいです。





②食パンが乾いたら鍋にベリー類、赤ワイン、レモン、砂糖を入れ火にかけ、沸いたら灰汁を取って1~2分煮て火を止め、広めのボウル等にあけて粗熱を取る。レモンは取り除いておく。

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ジャムにするわけではないので、さっと煮る程度でOK。

シャバシャバの煮汁が沢山必要なので、とろみがつくほど煮詰めない。




③煮汁が手でやっと触れるくらいの温度になったら、食パンを②に片面だけさっと浸し、ラップに戻して置いて、写真の四隅の部分をカップの底等を押し当てて軽く潰し、ラップと一緒に敷きこむ。

この時一回り小さいカップがあれば、それを使ってパン生地を押し込むと綺麗に敷きこみやすいです。

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最初に煮汁に浸さずカップに敷きこんでも良いのだけど、意外と煮汁が表面まで染みないので、先に表面を煮汁に浸しておくと仕上がりが綺麗にできます。




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ちょっとわかりにくいけど下にプリンカップがあって、一回り小さいカップを使って押し込んでいるところ。




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強引に敷きこまれしパン生地。

絞られた後の雑巾のような不憫なお姿になってるけど、大丈夫。

アンタは美しく生まれ変わる。




③すべて敷きこんだら煮汁ごとベリー類をカップに注ぎ、四隅を閉じてからラップで包む。

煮汁が温かくないとパンに染みていかないので、必ず温かいうちに作業する。

粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩休ませる。

※このデザートはパンと煮汁とベリーがしっかり馴染まないと全然美味しくないので、必ず一晩は休ませてください。




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ベリーを入れたら、あら、お花っぽい。




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四隅をたたんで閉じる。四隅を潰していないと、この時ここだけやたら厚みが出て閉じにくいので、最初の工程で潰しておくことをお勧めします。


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ラップでしっかり包んで、粗熱を取って冷蔵庫でお休みなさいまし。




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因みに切り落としたパン耳から生成されし副産物が、なんちゃってディプロマットプディングとなりました。

(本来は食パンではなくブリオッシュで作ったりします。)


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残ったパン耳をさいの目にカットして焼いて、バターを塗った型に入れ、刻んだオレンジピール、チョコ、プリン液を流し入れアルミホイルで蓋をして、サーモスのシャトルシェフで湯煎蒸ししました。(沸騰した湯に入れ蓋をして2~3分→30分保温)


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さぁさぁ、そんなこんなで翌朝(今朝です。)

早速朝ごはんに食べてみました♪



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おはようサマープディング!!←?

良い色!



大きく作るのも良いけど、やっぱりこの小ぶりな手のひらサイズが扱いやすかわいくて好きだなぁ。




そのままでも美味しいけど、個人的には無糖のホイップかギリシャヨーグルトを添えて食べるのがおすすめです。


今回は朝ごはんにしたので、ギリシャヨーグルトに、先日作ったセイヨウスグリ&ブルーベリーのジャムをかけてみました。


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なんてフォトジェニックちゃんなんだ、、、

このビビットな色合いがもうずるよね。




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子供用なんちゃってディプロマットプディング。


本当は薄めたあんずジャムを表面に塗りたかったのだけど、断固拒否されたので、表面の荒れた感じが気になる~、、、

代わりに蜂蜜をほんの少しかけました。

カラメルを敷きこんでないので、オレンジピールがふわっと香る優しい味わいです。




そしてサマープディングは、、、

良い感じで馴染んでる~!

爽やかな酸味と甘みで、添え物がヨーグルトなのでさっぱりしてて朝に良いな!

下に敷いたバナナが甘みと香りのアクセントにもなってまた良きでした!




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このサマープディングという食べ物はプディングと言いつつ卵も牛乳も使わないし、蒸してないし、「○○みたい」と、たとえようが無い独特な食べ物で、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は同じ発酵生地である夏の定番デザート、サバランよりもこちらの方が好きです。


このベリーの煮汁をたっぷりと含んだ、なめらかで柔らかな口当たりのデザート、今の時期にぴったりで好きな方はどっぷりハマれるタイプのデザートだと思いますので、よろしければぜひぜひお試しください♪



ではでは、お読みいただきありがとうございました~!




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