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資産○○億円の仕事術 vol.20 物事が上手く進む 熟練コミュニケーションの技法 4/4(○○/○○をとる)

(このnoteは1話目を無料で読むことができます)

"世の中に課題が存在する限り、ビジネスは続いていく”

新型コロナウイルスの状況で期待されている治療薬"アビガン"も、課題を想定した企業経営の先見の明がなければ、とうの昔に投資がストップしていたかもしれません。

"今や、ビジネス(=仕事)とは、終わりのない課題解決のプロセスを通じて、人生を充実させるための手段として捉え直されている"

これは、私がその人の考え方に触れて思ったことです。

自分の仕事スキルを伸ばすには、「いかにすごい人と一緒に仕事をする」かが一番だと思います。

その時に、その人の考え方や、マインドセットを自分のものにしてしまうのです。私は、その人と出会えたことによって、自分の仕事に対するマインドセットを大きく変えることができました。仕事に"楽"はありませんが、常にワクワクしながら向き合っています。

このシリーズは、資産○○億円を稼いだ人から、教えてもらった仕事術を紹介していきます。

(私自身、その経験から、"人材育成"というテーマに非常に関心をもち始めています)

『mameka、企業の存在意義はなんだと思う?』

「株式を出資してくれた株主にリターンを返すこと、そこで働く従業員の生活を保障することでしょうか?」

『まあ、20点だな。いいか、"企業とは、世の中の課題を解決するために存在する"。それも個人で解決できないレベルの大きな課題だ。社会課題と言い換えてもいいだろう。そして、本来企業は、株主だけのものでもないし、従業員だけのものでもない。よく金融市場が発展している米国なんかでは、株主至上主義の風潮がある。そして、欧州では、人権意識の高まりから、労働者至上主義の流れがある。社会の仕組みによって、人々が捉えている企業の存在意義が異なる。』

「何だか、難しい話ですね。そしたら、日本はどうなんですか?」

『それは、君自身が、仕事経験を通じて見出すんだ。あと、1つだけ伝えさせて欲しい。これから、日本は、少子化による人口減少で、経済成長が見えてこないと思われがちだが、実は日本は世界でも有数の"課題大国"でもある。"ビジネスの大きさは課題の大きさに比例する"ので、ここを上手く捉えれば、ピンチをチャンスに変えられる。もっとも、これからは、"個"の時代だ。仕事における課題解決を通じて、人生を楽しむのも大事だ。』

「なるほど、仕事のスキルを身につけることが人生の充実に繋がるのですね。続きの仕事術を教えてください!」

(大体vol.10.を想定してます。こちらを読むにはマガジンをオススメします)

『世の中は"違い"だらけだ。文脈、経験、文化、育ち、目指すところ、そして、忙しさや思い込みがさらにコミュニケーションを複雑にする。』

『多くの人は、「指示した」「伝えたはず」「理解されたと思った」「理解したつもりだった」「そう思っていた」「自分のコミュニケーションスキルは高いはず」という。』

『今から伝えるのは、いかなるケースでも使えるパターンだ。』

「はい。」

『ここでは、私が大事にしているコミュニケーションの技法を4つ紹介する。mamekaは仕事でコミュニケーションが上手くいっているときはどういうときだ?』

「コミュニケーションの目的でもある、相手に分かったと言ってもらうことですかね?」

『その通り。今回は、4つのうちの4つ目、「④納得/合意をとる」ことについて教える。』

『ここで、「合意」してもらえれば仕事におけるコミュニケーションの目的は達成だ。一方、合意に至らない場合、「何が」「なぜ」合意できないかの議論は行うべきである。』

『次に、「納得」の場合について考える。これは主に、内部(社内)の話になるだろう。』

『まず、"社内"に関して、指示を出す側が常に正しいとは限らない中、指示された側が納得していない場合、行動に繋がらない。mameka、そういう経験はないか?』

「確かに、上司の指示に納得がいかない場合、ちょっと腰が重くなりますね。」

『私が考える「納得」は、「業務だから止むを得ない」という形の納得である。その場合、結果的にこちらの意思と違う形で実施されることがあるのでフォローする必要がある。そこで対応すべきポイントを3つ教える。』

『「①自分だけが割を食うんじゃないかという懸念に対する明確な対応方針を提示する」こと。つまり、課題解決のステップを明示する。』

『「②ガス抜きの場として取られないようにする」こと。すべてには、対応できないにしても、聞きっぱなしにせず、優先度の高いところから対応していく。』

『「③とにかくやれということで指示する」こと。これは、最終手段である。』

『それでも動かない場合は、メンバーの入れ替えも検討する。いずれにしろ、いきなり結果を伝えるサプライズは避けるべきだ。』

『最後に、お客様に「合意」してもらいやすくするための方法を2つ伝える。』

『「①顧客満足度調査や従業員満足度調査の活用」 

出来るだけ、事実に近い情報を集める。是非、上手く活用すべきだ。既存のデータがなければ自分たちでアンケートを取る形でもよい。

その際は、早めに実施したほうがいい。お客様の期待とのギャップを正確に認識し、

必要な対応を検討する目的でアンケートを取る。』

『「②知り合い関係」

これは、"コネ"とも言い換えられる。ざっくばらんに話ができる先があれば、そこを通じて評価を得たり、中長期的に目指すものを教えてもらったりするのも有効だ。

押さえるべきキーマンもぜひ教えてもらえれば、聞くべきだ。』

『以上、「④納得/合意をとる」ことに関して何か質問はあるか?』

「(熟練者はやっぱり違うな・・・)、ありません。」

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mameka@外資ITセールス
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