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資産形成編5-資産形成に大事なのは、支出を抑えるための日々の良い習慣&自分軸
こちらのnoteは「mameka記」シリーズになります。
「不景気は必ずくるよ。人生の最悪のとき、いつかの予想外の大きな出費に備えて常に節約は心がけるべきだ。」
前回から、Mと話の続きをしている。先行きの見えないこれからの時代、『今の収入は続かない』と考えるのは納得できる。
10年後の自分を誰が想像できるだろうか。社会人になりたての時のお金がない自分を想像すると嫌だなと身構えてしまう。
「収入が増えても、支出が上がってしまうと戻せなくなる。貯蓄を切り崩してでも自分の生活レベルを維持したいと思ってしまうからね。僕は、運良くそういう話をしてくれる人に出会ったから今があるけど、人間は意識しないと、必ず、世の中の大きな力に流されてしまうんだ」
『十分という感覚』をもたず、どこかでブレーキをかけなければ痛い目にあうということか。
「資本主義においては、富と羨望から、『ライバルに負けたくない』という気持ちが、燃料になる。無駄な出費の大半は見栄や強欲、エゴからくる。そういった周りと比べたいという感情に執着しすぎるから失うものが多くなる。幸せとは結果から期待値を差し引いたものということをしっかりと理解すべきだ」
自分にとって何が大事か、何が妥協できるのか、自分軸をもち、謙虚にならないといけないということか。
「富を築く上で大事なのは自制心だね。お金持ちは倹約に倹約を重ねて、無駄を省き、収入以下の支出で暮らす。収入が増えても散財してたらお金が貯まらない、節約は1番大事、遠回りにみえて実はそれが一番大事だ」
Mは繰り返し私に諭してくれているようだ。
貯蓄で生まれる選択肢の多さ、資産の重要性は語っても語り尽くせないだろう。
「特に、人生のお金の貯めどきは独身時代。ここまでで余裕を保つために、最低3,000万円貯めるべきだ。目的を再確認して、100万円、500万円、1,000万円と順番に貯蓄額を増やしていくんだ」
3,000万円なんて金額、中々貯められるような額ではない。
「家庭をもつと、家賃、車、保険、通信費など毎月の固定のキャッシュフローが発生して、先のことを考える余裕がなくなるだろう。落ち着いて日々を過ごすためにも貯蓄は必要だ。貯蓄から生まれる思考の柔軟性こそ最強の武器になる」
確かに、必要になってくる毎月のキャッシュフローを考えると頭が痛くなってくる。
「意識して節約を始めるのは早ければ早いほどいい。他に貯蓄を増やせるタイミングは、結婚して子どもが生まれるまで、子どもが保育園〜小学生くらいまで、子どもが独立したあとだね」
固定費、変動費削減のために日々、何ができるだろうか。
「値段の価値に見合ったもののみ手を出すようにする習慣を今からもっておいた方がいい。交際費と娯楽費は、特に本当に価値のあるものにお金を出すべきだね」
人間関係を始め、自分軸をもち周りに流されないということが大事なのだな。
そうすると無駄な飲み会がなくなっていく。
楽しくストレスなく気持ちよく日々働くと、生活が好循環で回っていく。
仕事で自分が快感を覚える要素を探してみるのも大事だな。
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