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ほうきで飛べたらいいんだけど。

晴れれば暑く、曇れば寒く、雨が降れば凍える。 体感気温が大きく変動すると、人の調子も変動しますね。 先日、子供の通うスポーツ教室で運動会なるものがあったので、ちょっと遠いけれど家族で出かけてきた。 関東に住み始めて5年ほどになるのだが、どうしても慣れないのが「人混み」とか「行列」である。 私の出身地では、人よりも牛が多いとか、1学年に1クラスしかないとか、道で寝転がっても音でわかるとか、そんな感じだったので、渋滞というものをほとんど体験しなかった。隣のちょっと大きい市

    • 自分で実験をする。

      いま、ここに集中して、一日一日を大切にする ヨガや瞑想、マインドフルネスの世界でよく聞くフレーズだけれど、 それでは一体、今この瞬間、私は今に集中できているのかな? 自分や自分の家族を大切にできているのかな? と懐疑的になってしまう。 私だけでしょうか。 ミドサーを自称している今日この頃ですが、やはり転換期なのか、 「この働き方で私は大丈夫って言える?」 「子供達に愛情は伝わってる?」 「私はこの状況、快適だと思ってる?」 「感謝しているって、本当?」 いろんなことがわから

      • 子供達は何をもって季節を感じるのか

        漸く秋に入りましたね。 私が住む関東はまだ夏日が続いていて、本当に、秋ってどこに行っちゃうんだろう?と思う今日この頃です。 北海道から関東にひっこして、かれこれ5年が経つのですが、いまだに「金木犀の香り💛秋だね💛」という現象に慣れません。 北海道出身の方はわかると思いますが、北海道には金木犀がありません。 調べたところ、やはり東北地方が北限のようで、ほとんどの道民が竹林の恐ろしさを知らないように、私も金木犀の香りを知らずに育ちました。 北海道が温帯でなく、冷帯(亜寒帯)であ

        • 100キロババアの代償

          朝から花火の音がする。 私が住む地域では、このご時世には珍しく、大き目の運動会がある。 徒競走、2人三脚、パン食い競争・・・「聞いたことがあるし、定番だけれど意外とやったことがないな」と思われるようなトラディショナルなラインナップだ。 新参者である我が家は、地域のイベントに参加するべく、町内会や子供会に、なんとかかんとか加入して(最近は絶対入って!とかの圧力もなく、こちらから強めに言わないとどう加入したらいいかわからない)、当日ふらりと参加した。(事前申し込みがないのもすごい

          37才になったし、魔女でも目指すか。

          「ママはおおきくなったらなにになりたいの?」 37才の誕生日、子供達がスポンジをデコレーションして作ったケーキを食べていると、年少クラスに進級した娘が、あどけなく問いかけてくる。 私はいつも、この問いに戸惑い、ごまかすようにおどけて、「魔女になる」と答える。 大きな窯をぐらぐらと煮立たせて、いっひっひ!と言っているあれだ。 あるいは黒猫を箒に乗せて雨の中ニシンパイを届けるあの子かもしれない。 もうそんな瑞々しい時期は過ぎてしまい、「大きくなったら」の結果の方にいるわ

          37才になったし、魔女でも目指すか。