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闘病記(70) サービス精神
今回のテキストは、とにかく短く書き上げようと思う。
その分と言ってはなんだが、このテキストを読んでくださった(あるいは目にしてくださった)方は、ぜひ前回のテキストを読んでみてください。
日常生活で自分が直面する、乾いた血の色というか、緋色をした悔しさをできるだけ丁寧に書いてみたので。
さて、今回ですけども。
「むちゃぶり」。
国語辞典に掲載されていてもおかしくはないポピュラーな言葉
闘病記(68) いつか全てが思い出になる日。
「ん〜っ。」
「あったま痛え…。」
「あぁ…。 夢か。」
「まじ!?遅刻じゃん!」
「学校(仕事)行きたくねー。」
「寝起きの第一声」と言うと大げさになってしまうが、目が覚めたときによくありそうな一言を、思いつくままにつらつらと書いてみた。(テレビドラマや映画で聴いたセリフが混ざっているかもしれない。)
因みに自分の寝起きの一声は、
「今日はどんな素敵な出会いがあるだろう?ワクワクするなぁ
闘病記(65) 塵も積もれば山となり、埃のような些細な出来事の積み重ねが誇りの獲得につながる。
リハビリ病院の朝は静かにやってきて、にわかに活気づく。起床の時刻とともに、それぞれの患者の「朝のルーティーン」が始まるからだ。
患者達のルーティーンが頭に入っているらしい看護師、介護福祉士の皆さんは、決して多いとは言えない人数で病棟を担当しているのに、流れる水のようにスムーズにサポートをしていく。
着替えをしていて、うまく動かない右腕が服の袖に入らないでいると、
「赤松さん、すぐそっちに行って
闘病記(62)ラッキーかもしれない。
今回のテキストは、いつもの 「リハビリ病院入院生活について」的 なものではなくて、つい最近の出来事で「これは忘れないうちに書いときたいな。」と思ったことを記します。
もうかれこれ27年前のことになる。自宅のアパートで、とある保険会社の人から説明を受けていた。というのも、ある日、双子の兄から電話があり、
「生命保険の人にヒデのことを紹介した。連絡があると思うけど びっくりしないでね。外資の会社な