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「言語化しなきゃ」と焦っている人へ。ココナラ電話相談で見えた、言葉にする前に大切なたった1つのこと

「言語化」って、最近すごく注目されていますよね。
自分の気持ちや考えを言葉にすること、それが何かの解決や行動の第一歩だと言われています。
でも、実際に「言語化しなきゃ」と焦っている人は、その一歩が踏み出せずに立ち止まってしまうことが多い。

僕も、ココナラで電話相談を1000件近く受けてきた中で、同じ悩みを持つ方々と話してきました。
「自分が本当に思っていることを、どう言葉にすればいいかわからない」
「言葉にしなきゃいけないのに、全然出てこない」
そんな声をたくさん聞きました。

でも、ここで大事なのは、「言語化」そのものではなく、その一歩前の段階。
何を書きたいのか、何を伝えたいのかを明確にすること。
そして、意外にもそれは、noteを書くことを通じて自然に見えてくるものなんです。

言語化できない理由って、なんなの?


「言語化できない」って、どんな状態だと思いますか?
僕の経験上、多くの場合、それは自分が何を言いたいのか、何を大事にしているのかが自分でもはっきりしていない状態なんですよね。

ココナラで相談を受けていると、初めて電話をかけてくるお客様の多くが、話し始める前は「何を話せばいいかわからない」とおっしゃいます。

でも、不思議なことに、話しているうちに自然と自分の中から言葉が出てきます。

「こんなことを思っていたんだ」
「これが実は気になっていたんだ」
そんな風に、ぽろっと本音が出てくる瞬間があります。

これは、めちゃくちゃおもしろい現象で。きっと、ただ聞いてもらう中で、自分の中にある言葉や感情が少しずつ整理されていくからだと思います。
言語化しようと力を入れるのではなく、「話してみる」という行動そのものが、自分の内面を掘り起こすきっかけになるんです。

書き出すことが言語化の一歩になるから


この感覚は、noteを書くことにも通じます。
「言語化できないからnoteなんて書けない」と思う人も多いかもしれません。
でも実は、書くことで見えてくることがたくさんあるんです。

最初は、自分の中にあるものを、ただ書き出してみる。
完璧な文章にしようとしなくていいし、誰かに完璧に伝わる必要もない。
むしろ、多少バラバラなままでもいいから、とにかく書いてみる。

すると、自分の中でずっとモヤモヤしていたものが、少しずつ形になり始めます。
書き進めるうちに、「あ、これが自分の伝えたいことだったんだ」という気づきが生まれる瞬間があります。

noteを書くことで得られる安定感がある


実際に、僕がnoteで記事をたくさん書いてきて感じたのは、「書くこと」が精神的な安定につながるということ。
特に、言語化できないモヤモヤが頭の中にあるとき、書き出すことでそれが整理され、心が軽くなるのが、ほんと驚きでした。

最初の数記事は、正直言って何を書いていいかわからないこともありました。
でも、数十記事を書き溜めていくうちに、自分がどんなテーマを大事にしているのか、どんなことを伝えたいのかが、自然と見えてくるのがうれしくて。

これは、頭の中だけで考えていたら出てこなかったことだったんですよね。
書くという行動を通じて、初めて形になる感情や考えがある。
その感覚は、自分自身を理解するための大きな手がかりになります。

ココナラの相談から見えた「聞く」ことと「書く」こと


ココナラでの相談も、実はこれと同じプロセスだと感じます。
相談者の方が、自分の言いたいことがわからない状態でも、話しているうちに「あ、これが自分の本当に言いたかったことなんだ」と気づく瞬間が。
これは「聞いてもらう」という行為が、内面を掘り起こし、言葉を引き出す役割を果たしているからなんでしょうね。

同じように、noteを書くことも、自分自身で自分の話を「聞く」作業に似ているのかも。
誰かが読んでくれることを意識しつつも、最初は自分の中にある感情や考えを自由に書き出してみる。
そうすることで、自分でも気づいていなかった思いや、大事にしているテーマが少しずつ見えてきます。

ココナラでは僕が「聞き役」になることでお客様の気持ちが言葉として形になっていきますが、noteを書くときには自分自身が「聞き役」になれるんです。
頭の中に浮かぶ言葉をそのまま書き出してみることで、内面が整理され、言語化の糸口がつかめてくる。なるほど!それを言いたかったのか!みたいにね。

言語化に焦る必要はないんだよ


言語化がうまくいかないとき、「言葉にしなきゃ」と焦る気持ちはよくわかります。
でも、焦らなくても大丈夫です。
その理由は、言葉は急に出てくるものではなく、少しずつ形作られていくものだと思うから。

最初は書けなくてもいい。
散らかった文章でも、まとまりのない内容でも、とにかく心に浮かんだことを文字にしてみる。
そして、それを積み重ねていくうちに、必ず「これだ」という感覚が見えてきます。というか、それこそが大切で、そのぐちゃぐちゃしたものの連なりこそが、あなたの基盤や種になる、とぼくはおもってます。大丈夫、800記事ほど書き上げた僕が保証します。

言語化というのは、完成された正解を用意することではなく、あなたの中にある大事なものを形にしていくプロセスなんだろう。
だからこそ、そのプロセスを焦らずに楽しんでほしい。

言葉にできない気持ちを大切にね


言葉にできない気持ちや考えは、誰の中にもあるものです。
でも、それを抱え込んだままだと、いつまでもモヤモヤが消えない。
そのモヤモヤを少しでも軽くするために、まずは書き出してみませんか?

書くことで自分の思考が整理され、心が軽くなるだけでなく、思いがけない気づきが得られることもあります。
最初の一歩目は、誰にでもできます。
完璧を求めず、ただ思ったことをそのまま書いてみる。

それが、言語化の第一歩であり、あなた自身をもっと深く理解するための鍵になるはずだからね。

言葉にしなくたっていい

ここまで言語化について書いたので、もう一つの面も。それは、すべてを言葉にできなくても、全てを言葉にしなくてもいいんだということ。

だから、絵や音楽、アートがあるし、言葉ですべて切り取れるものでもないんだから。言葉に無理にしなくていいことは、そのままでもいいんだと思ってます。

焦らず、自由に、そしてあなたらしい言葉で。
noteを書くことを楽しんでみてください。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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