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【詩】憧れ

あまり

早く走れないのに



そんなに

長く息が続かないのに



私は

夢中で駆けていました



人と人の間で

紡がれてゆく物語



仄かな灯火に照らされる

儚き言葉たち



目を凝らし

耳を澄ませば



この暗闇の世界に

あなたが見えた気がしました



だから



私は


ただ


ただ


無我夢中で駆け出した


裸足のまま


方向もわからないまま



ただ


ただ


あなたに触れたくて


あなたに届きたくて




ノイズの海に溺れ


紛い物の太陽に魅せられ


怜悧な月に惑わされながら



それでも



あなたの頬に触れる


その瞬間を夢見て



いらない荷物は全部捨てて




何も見えない虚空へと


手を伸ばす







noteを開くと

もう1年が経っていたんですねぇ…。
年齢を重ねる度に
月日の過ぎ行く速度が
加速している様に感じます。
あの頃の自分が
感じた事や
思った事を
タイムカプセルの様に
詩や文章にして残し
それを、温かく読んで下さる方がいる。
本当に有難い事です。
皆さま✨いつもありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします🙇‍♀️

                      

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