渋滞の原因1位は「上り坂」!渋滞を緩和させる運転とは
こんにちは。
牧 菜々子です。
地方では、運転は毎日のこと。
渋滞を少しでも緩和できれば、みんなが助かります。
近年注目されているのが、「渋滞吸収車」の存在です。
渋滞を吸収する運転をする車が増えれば、毎日の渋滞が緩和されるのです。
渋滞の原因1位は「上り坂」
渋滞の原因といえば、「車線が減る」とか、「合流部」とかが思い浮かびますが…。
渋滞の原因1位は、なんと「上り坂」なのです。
無意識にスピードが落ち、後ろの車が少しずつブレーキを踏む。
それによって、さらに後ろでは、驚くことに完全に車が止まってしまうのです。
道路環境に対して、知らず知らずのうちに運転が後手に回ると、渋滞のイライラにつながる。
つまり、道路の状況に応じて、先手を打つ運転が必要になるのです。
渋滞を緩和させる運転とは「ブレーキを踏ませないこと」
渋滞の原因は、後手に回った運転によって、ブレーキが踏まれることです。
だから、渋滞を緩和させるためには、他の車にブレーキを踏ませないことが大事です。
たとえば、急に車線変更をすると、後ろの車はブレーキを踏まされます。
場合によっては、自分の車のはるか後ろで、車が追突することもあり得ます。
また、上り坂では、しっかりとスピードを出すことも大事。
そうすることによって、後ろの車がブレーキを踏まされずにすみます。
先手を打ってスピードを出すことによって、渋滞が緩和されるのです。
右折後はスピードに乗る
しっかりスピードを出すことが大事な場面は、他にもあります。
それは、右折時です。
特に日常的に混雑するのが、右折待ち。
右折専用車線の車の列が、1回の矢印信号でたくさん通過できれば、その分混雑は緩和されます。
1回の信号でたくさんの車が右折できるためには、右折した「後」が重要です。
右折した後に、十分にスピードに乗ること。
それによって、後ろの車が、ブレーキを踏まされずに次々に右折できます。
普通は、自分が右折できれば、その後のことはあまり考えないもの。
自ずと、運転は後手に回ります。
右折した後に、無意識にスピードが落ちる。
後ろの車は右折したいのに、詰まってしまうのです。
ブレーキを踏ませない運転をすれば、右折待ちの車列も短くなります。
右折した後は、戦略的にスピードに乗る。
そうすれば、後ろの車が無理やりに急いで右折するようなこともなくなります。
余裕を持って、たくさんの車が右折できるようになるのです。
みんなが助かる
忙しい時間帯は特に、渋滞するとイライラしてしまいます。
でも、自分の車も、混雑している車の中の1台です。
同じ1台分であれば、少しでも混雑を緩和させる運転をしたいもの。
他の車にブレーキを踏ませない。
上り坂では、十分にスピードを出す。
右折した後にも、しっかりスピードに乗る。
渋滞を緩和させる運転をする車が増えれば、みんなが助かるのです。