正当性のある側に立った時のふるまいは見られている
こんにちは。
牧 菜々子です。
近年、急に注目を集めるようになったものがあります。
それは、正当性のある側に立った人のふるまいです。
正しい側、悪くないほう、ミスされたほう、言う権利のある側、正当性のある側に立った人がどういうふるまいをしているかが、以前よりも注目されるようになったのです。
ネット上でも、悪くないほうの人のはずなのに、言動が批判されるケースが目立つようになってきています。
では、どうして、正しい側の人のふるまいが注目されるようになったのでしょうか?
その理由は、「正しさ」が変わって行っているからです。
世の中の正しさに限界が来ていて、隠し切れなくなっている最中なので、正当性のある側に立った人のふるまいに違和感を感じる人が増えているからなのです。
常識的に正しくても、法律的に正しくても、世の中の現実はどんどん変わっていきます。
現実が先に変わって、法律や常識が後を追いかけて書き換えられていきます。
そのことに人々は直感的に気づいているから、今正しいほうの人がどうふるまうのかを、注視しているのです。
自分が期せずして正当性のある側に立った時、声高に正しさをアピールするのは危険です。
法律や常識がすぐに書き換えられ、正しくなかったことになる可能性があるからです。
自分が正しい時ほど、黙る。
それができるかどうかが、今の現実が見えているかどうかのバロメーターになるのです。