能動的に「聴く」と「訊く」
「いつもと違う1週間にしよう!」と、思い立った月曜日。
今週は毎朝1時間、古賀史健さん『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』をインプット&アウトプットしています📖
今朝は、【取材】第二章「何を訊き、どう聴くのか」を読みました📝
聴くための土台
取材では、ぼんやりと「聞く」のではなく、能動的に「聴く」ことが求められる、と古賀さん。
これはテクニックではなく、取材者であるための心構えです。
聴くために必要な条件として、古賀さんは以下の3つを挙げます。
相手の話がおもしろい
相手のことが大好きである
自分にとって、ものすごく大切な話をしている
「1」はコントロールできない条件ですが、「2」と「3」は自分次第でどうにでもコントロール可能な要素です。
「訊くべきこと」と「訊きたいこと」
続いて印象的だったのは、取材の7割は「聴く力」で決まり、残りの3割は「訊く力」というお話でした。
特に取材において大切なのは、「訊くべきこと」と「訊きたいこと」の両方を持ち、あらかじめそれを切り分けておくことだと言います。
「訊くべきこと」の主語が読者なら、「訊きたいこと」の主語は「わたし」。
つまり、「訊きたいこと」は「好き」のあらわれです。
事前に取材する相手のことを調べ尽くし、たくさん考え、大好きになっているからこそ、「訊きたいこと」は生まれるのです。
そして、その思いは取材する相手にも伝わるという話が心に残りました。
いかにして自分のこころを動かすか
最後に、この言葉をご紹介して終わります📝
取材者はもっと能動の質問を投げかけ、能動的にこころを動かさなければならない。
あ、私はこころが動かされるのを受け身で待っていたのかもしれないとハッとしました。
「能動の質問」を心掛けて、今日を過ごします😊
最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀