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あなたの感情は、あなただけのもの
大人になるって、一体どんなことなのでしょうか?
私は、「感情を抑える術を身につけること」が一つの答えなのではないか、と考えてきました。
例えば、仕事の場で感情的になる人は「苦手だ」と思いがちです。
だから、「感情を抑えることが上手な自分」が出来上がっていきました。
だけど、その弊害として「素直な気持ちを話すことが苦手になった自分」もいます。
これは、本当に自分のなりたかった大人の姿なのでしょうか?
感情は、すぐに脳をジャックする
今回ご紹介する本は『感情は、すぐに脳をジャックする』📖
大好きな佐渡島庸平さんが、著者の一人として参加されている本です。
「感情を正しく認知することでインプット・アウトプットの質が上がる」
本書で、繰り返し触れられている考え方💡
「感情を正しく認知する」ために、さまざまな考え方に触れられる一冊です。
感情を、他者に渡さない
本書で最も刺さったのは、この考え方📝
感情を、簡単に他者に渡してしまわないほうがよい
例えば、仕事でイライラする場面を想像してみると…
「〇〇さん、全然話が通じないや」
ついつい、自分が陥る思考です。
だけど、これって「〇〇さん(=他者)のせいでイライラしている」と自分が捉えているから陥る思考なんですよね。
「相手の言動によって、自分はこのような感情になった(された)のだ」というバイアス
自分の中にあるバイアスに気付くこと。
これこそが、「感情を正しく認知する」ための第一歩だと言えそうです。
感情を手放す
本書では、「一つの感情に長くとらわれない」ことに触れています。
それは、ポジティブ/ネガティブな感情に関わらず、手放すということです。
では、感情を手放すためには、どういったことが必要なのでしょうか?
本書では、以下の3つにふれています。
①認知
②受容
③選択
ここでも、まず「感情を正しく認知する」ことが大切です。
本書では、認知のために『プルチックの感情の輪』がツールの一つとして紹介されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
感情を正しく認知する
感情とは、他者の存在や言動によって引き起こされていると思いがちです。でも実際は自分の価値観や観念に紐づいて内在しているもので、他者との関わりが「きっかけ」となって、さまざまな変化を起こしているに過ぎません。
佐渡島さんのこの言葉に触れ、以下のように考えました。
感情を抑えること≠感情に気付かない振りをすること
だから、まずは自分の感情をキャッチして認めてあげること。
そして、無自覚なバイアスや、自分のクセを理解することも大切なポイントになりそうです💡
その上で、「表に出さない」と選択をする自分でありたい。
感情を見て見ぬフリをするのではなく、意識して気付く大人でありたいと思うのです。
私の感情は、私だけの大切なものだから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀