ほほえましい
電車内の3人親子の光景
母、娘、息子の順で3人が並んで座っていた。
母は30代後半くらいで娘は中学生、息子はまだ小学2〜3年生といったところだろうか。
1番左端に座る母親に寄りかかるように娘が寝入っており、さらにその隣の息子は姉に寄りかかるように寝入っていた。
降車駅が近づくにつれ、母親は子供2人を揺り起こす。
けれど、娘は寄りかかる方向を反対の弟のほうに切り替えて姉弟がそれぞれに寄りかかり瞼を閉じたまま。ぐっすりと気持ちよさそうに寝ている。
何度か、母親がゆすって起こそうと試みるも娘・息子ともにスヤスヤ。
2人寄り添って眠る寝顔は、顔のパーツに一致する部分も見え、姉弟感があり、なんとも微笑ましい光景であった。見てるこちらがニヨニヨしてしまうほど
母親は降車駅直前になると、寝入る2人の前に立ちはだかって、いよいよ肩を揺すり、もう降りる駅だよ、と起こす。それに対して全然起きない子供たち。
見てるこちらは微笑ましかったけれど、当の母親は大変だったろう。
駅に停車し、娘は寝ぼけ眼であるが自立。引きずるように連れられた息子は、むにゃむにゃしてまだ半分夢の中かも。外に出たら抱っこしてあげるからと言われていた。まだ、小学1年生ぐらいだったのかもしれないな。
休日午後の親子の日常を垣間見ました。
幼い頃、家族で車で遠出したりしたとき、帰りの車内で爆睡し、家に着いて駐車場から部屋まで歩くのが億劫で親を困らせたことを思い出しました。