自己紹介 生理痛で救急車を呼ぼうとしたソムリエが私です。
maison de megriへようこそ。編集長のmag(Yamaguchi Atsuko)です。
自己紹介も今回がラスト。私の話を、少し。
(私が個人で書いていたnoteを加筆修正しました。改めて、どうぞ。)
怒涛の20代から今に至る、の履歴書
ざっくり経歴。
大学は栄養学科を卒業、管理栄養士資格取得。
大学病院にて管理栄養士として栄養管理業務、チーム医療、給食管理などをするも、激務により限界を感じ任期満了で更新せず退職。
20代後半は、フリーター。(イタリアンバル、福祉施設の給食管理、病院での訪問栄養指導、八百屋の事務、の4つを掛け持ち。)
29歳でソムリエ資格取得。
30歳でイタリアンレストランに就職。現職。
といった感じで生きてきました。食べることが好き、食べたものが体内でどうなるかすらおもろい食の変態。
年を重ねるにつれてひどくなる月経困難症
生理痛は高校生のときから。学校にたどり着けない日も。
そして20代中盤からPMSに悩まされました。
生理前特にやばい。すべてが悲しくてイライラして、何度上司の前で泣いたか。
あまりにひどいなと思って婦人科に行くも、異常なし。とりあえず低用量ピルでPMSはなくなったけど、副作用で亡くなった高校生のニュースが流れて(何十万人に一人の割合だけど)、単純に怖くてやめました。
漢方薬いいかも、と思うも、婦人科で頓服の漢方薬しかもらえず「効くんか?」と不安に。(漢方薬局の存在を知ったのは最近です。)
花粉症で漢方薬がいいと聞いていったクリニックでも「効くんか?」と結局続かず。(今思えば体質改善ではなく対症療法的な処方だったような…。保険診療だと仕方ないのか?)
そしてレストランに就職。しかし…飲食店で働く人ってやっぱりすごい。当初私は体がついていかなかった。
生理痛はさらに悪化。痛すぎて夜中に叫ぶ。叫ばないと我慢できない。
死ぬやつ!と思い、大阪の救急安心センターに電話。(すぐ救急車呼んだらあかん、というまじめさ)
婦人科で夜間対応しているところはほぼなく、受け入れしている病院の連絡先を一応教えてもらうも、「たぶん専門医はいないから痛み止め出されるだけ」「自費で4万ぐらいかかる(うろおぼえ)」と言われ、諦めました。
痛み止めを飲んでも、痛すぎてすぐ吐く。
なんとかその夜のピークを越えました。
ゆる薬膳ありがとうフォーエバー
さすがにどうしよって時に、たまたま読んだのが、
池田陽子さんの「ゆる薬膳」という本。
(アマプラならkindle無料。マンガ多い。超読みやすい。)
そこで知りました。自分が気付いてなかった症状が自分の体質を見極めるヒントで、しかも食事での対処法=薬膳があると。
「舌に歯の跡が残る」「怖い夢を見る」「生理の時にレバー状の塊がある」…当たり前だと思ってたことが、症状の一つ、しかもこれをヒントに体質を改善したら、死ぬ思いした生理痛だってよくなるって知ったのは、本当に衝撃でした。
私とプロの知識の壁
薬膳の勉強をする中で、自然に中医学について勉強し始め、たくさんのことを知ります。
なんとなくの不調には理由がある。
経血に塊が混ざるのは血の巡りが悪い(瘀血)の証拠で、
季節の変わり目に風邪をひくのはエネルギー不足(気虚)で、
春になるとなんだかよく夢を見るのは血が足りない(血虚)で…
(※厳密には原因は一つではなく、複数の原因が絡み合っている場合が多いです)
そして同時に気づきました。
悲しくも、ふつうの人とプロの間に、知識の差がありすぎる。
栄養学を学んできた私ですら、知らないことがたくさんあります。
それが、中医学がなんか変にスピリチュアルに見えるし、本当に必要な人にとって選択肢にも上がってこない理由じゃ、と思っています。
そしてあの頃の私のように漢方や薬膳を知らない人は、そもそも自分の体に目を向けられていない。
だってそれが体質からくる症状だなんて知らんもん。
知らないと、気付けない。気付けないと、改善できない。
その溝を埋めたい。強くそう思います。そのための記事を書いていきます。
・ワタシスキャンと題して、自分のカラダに目を向ける時間を作れる記事
・そしてたまにはおいしいお酒の話も…
・せっせと働く独身の私でも気軽にできるズボラ薬膳などもいずれ!
またmaison de megriを覗きに来てください(^^)
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
(あ、ちなみに最近は生理痛あるとはいえ鎮痛剤ほぼ飲まん程度で過ごせてます♪)
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