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柴崎マイ*自己紹介(2024年4月更新)
イラストレーター柴崎マイの、自己紹介を更新します。
子どもの頃から、絵を描くことが好きで、中学生の頃には、イラストレーターになるために、美大を目指すことを決めました。
初めてイラストの仕事をしたのは、女子美術大学のデザイン科(グラフィックデザインコース)に在学のとき。通っていたイラストスクールで、女性誌の編集長さんから声をかけていただき、挿絵のご依頼をいただくようになったのが、きっかけでした。
憧れ女子のルーツを探ることで見えたこと
高校時代に憧れていた女子のルーツが、ヌーヴェルヴァーグの代表的な女優、ジーン・セバーグにあったことを探り当てた私は、まず「ヌーヴェルヴァーグって?その世代の女優って?」というところから調べてみました。
ヌーヴェルヴァーグとは、直訳すると「新しい波」。1950年代半ばから始まったフランスにおける映画の革新運動のことです。
代表的な監督には、ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール等がいて、
色褪せないリトルブラックドレスの魔力
リトルブラックドレスに魅了されたのは、女子の世界が小悪魔ブーム真っ只中だった時代。私がまだ29歳の頃だった。
ある編集者さんの披露宴に出席したとき、同世代とおぼしき、ひときわ目立つ大人っぽい女性がいた。
彼女は、凄まじい色気を放っていた。
その彼女がリトルブラックドレスを着ていたのだ。
ドレスはシンプルなブラックのタイトワンピースだったのだけど、なんせ色気が一般的ではない。とはいえワンピー