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こんなに暖かな交流ができるなんて思ってもみなかった

大河ドラマ「光る君へ」の大大大ファンである。

2月に見始めてから、すぐにどハマり。
しかしながら、身の回りに観ている人がおらず、なかなか感想を語り合えない。

「あぁ、この良さを語りたい、どうしよう…」
そう思っていた矢先、ファンのFacebookグループを見つけたのだった。

ドラマのファングループに入るのは初めてで、最初はどういう風に人と交流していいか分からなかった。
おっかなびっくりで始めたものの、今では入って良かった!と心から思っている。

ファンのfacebookグループ、どんな雰囲気?

このグループでは、ファンが自由にドラマの感想を投稿し、意見を交換している。

はじめは、単なる感想の共有だと思っていた。
実際にはかなり活発な議論が行われていたことに驚いた。 

特に平安時代の時代考証について、詳しい方が知識をサポートしてくれる。
誰かの「〇〇ってどういう意味?」という素朴な問いに対して、すぐに別の誰かが専門家かと思うほどの詳しさで回答する。
私も側から見ていてすごく勉強になる。

ドラマの人物の言動の意味や、その背景について考察するのは本当に楽しい。
特に、年齢層が上の方も多く、彼らの豊富な人生経験から生まれる考察は、私にとって非常に勉強になる。
自分では気づかなかった視点や、新しい解釈を知れるのは貴重だ。

ドキドキ、投稿してみた

先日、自分の悩みとドラマの登場人物を重ねた投稿をした。
驚いたことに、たくさんの励ましのコメントが届き、心が暖かくなった。
年上の方の人生経験に根差した言葉は、私の背中を優しく、そして力強く押してくれた。
これまでFacebookのファングループに参加したことはなかったが、こんなにも暖かい交流ができるなんて思ってもみなかった。

また別の日に、ゆかりのお寺を訪ねたという投稿も、してみた。
「素敵な御朱印ですね」「私も行ってみます」
暖かなコメントがたくさん届き、嬉しくなった。
私の投稿がこんな優しいみなさんの、楽しいお寺巡りのきっかけになったなら、良かったと思う。

SNSの良い使い方

光る君へを通じて、共感し合い、励まし合うようなコミュニティに参加できたことは、とても良かった。
これまでの私は、誹謗中傷などのイメージから、SNSでの人との交流にネガティブな印象を持っていた。
だから、こんなにも暖かい交流が気軽にできたことは正直、驚きだ。

SNSは使い方次第で、毒にも薬にもなるのだなと思った。
光る君へのコミュニティでいただいた暖かい言葉はまさに薬のように、私の心によく効いた。
私もいつか誰かをコメント励ましてみたいな、と思う。

《おわり》

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