また、全ての終わりがくるのかもしれない
今日、警察から、電話が来た。
私は、思い出してはいけないものを
酷く、強く、思い出してしまっている、
一人、散らかった部屋で、
うずくまっている。
記憶が消えた私がゆっくりと、過去を取り戻して行く中、
消してしまいたい過去が見つかった
PTSD、それはどういうことなのか
私は良くわかった
消えてしまいたい、消してしまいたい
ここまで頑張ってきた私は、何だったのだろう、
必死に過去を引き継いで、人生を探して
5月30日から今まで、生きてきたものも全て、消してしまいたい
私の存在を、消してしまいたい
私には、辛すぎる過去があった、だから、記憶は消えた、生きるために、記憶を脳が消した、
耐えきれなくなってしまったら、また私は
一から、記憶のやり直しなのだろうか
私は、刑事事件の被害者で、自殺未遂をしていた
苦しい思いは、長く続いていた、PTSDと診断され入院をしていた、
最後の引き金を引いたのが、マンションから飛び降りようとした時の、下の景色、片手でぶら下がった様子、相手を告訴するかどうか、私は被害ノートを書き続けていた、ご飯も食べられず、何も出来ず、
入院搬送された後に、実家に引き取られた際に、実家でも限界が来て
記憶を失った
今もう一度、自立をしようと引越しをどうにか手配し
新居に一人になった、また、ここで、
同じことを繰り返すのか
どうやったら、この苦しみから耐えしのぐことが出来るのか、
私は、西海枝舞美ではなく、
また、新しい名前に、なってしまうのか
記憶とは、残酷だ
現実とは、残酷だ、私は
このまま生きていられるのか
舞美
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