大切な人が間違った時、自分はどうすれば良いのか
先日インスタのDMにて読者様の一人の方に有難いことに人生の悩みを打ち明けて頂きました。本人に確認をとって記事にすることを許可していただいたので今日はそのことについて書いていきたいと思います。
その人の相談は
「友人がお金と異性の欲しさに水商売関係の仕事に手を出そうとしているのですが、今その人は専門学校にも行っていて将来安定した仕事に就くために学校に行っているのにそんな長続きがしない仕事をさせるのは良いことなのか。
何度か自分で友達を止めてはみたが、聞く耳を持たず一体自分はどうすれば良いのか。止める事が正しいのか、相手の好きにさせるのが正しい事なのかまひろさんならどうしますか?」
といった様な内容でした。
心理学歴10年、まひろです。
僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。
要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。
僕自身はまずこの話を聞いた時に、この読者様はとても素晴らしい方だと思いました。
自分がそんなに仲良くもなくてどうでも良い人なら止めたりしませんよね。なぜなら相手がどうなろが自分には関係ないし、むしろそんなリスクを犯してまで人間関係を悪くしようと思いませんからね。
この相談をしてきてくださった読者様にはそう思えるほどの仲の良い人がいるのです。
そして相手を止めるという事はそれと同時に、そんな大切な相手からすれば自分にとっては都合の悪い人間になります。
この相談者さんはそう思われてでも友人が間違った道に行く事を正そうとしたわけですから、本当に優れてた人格者の持ち主でそんな人が僕の記事を読んでくださっている事を僕はとても嬉しく思います。
僕もそんな熱い何かをぶつけてくださったので、僕の考えから何かこの人にとって良い影響があればなと思いました。(ちなみにこの読者様にはもう僕の考えは伝えています。)
まず、そんな読者様の友人の身に起きている事を事をここで整理しますと
その友人は将来自分のやりたい安定した仕事に就くために専門学校に通っている。しかし、水商売はいっときならお金を稼げるかもしれませんが、長くは続きません。長い目で見れば、安定とはかけ離れた職業です。
そして異性の欲しさに、水商売をしたところでそんな出会いがある確率は低い。そんな事なら出会い系をした方がよほど確率は高いです。
だから明らかにこの友人は、学校に入っている事や自分の目的を見失ってただの目先の利益しか見えていない状況になっています。
確かに、自分の中の良い人なら止めるのが良いのかどうかと悩むには十分すぎる状況です。
ではここで、友人が間違えたら止めるのか止めないのかどちらの方が良いのかという事の僕の結論を早速書きますと
自分の良いと思った方を選んでください、どちらを選択してもあなたは幸せになります。
これが僕の結論です。
友達を止める・友達を止めない、どちらの選択をとってもこの読者様も友達も幸せになります、必ず。だからどちらの選択をとっても同じことになると思うので僕はどちらでも良いと思いました。
友達を止める事
まず、友達を止めるとします。
優しさから、相手の間違った行動を止める事は良い事ですよね。自分の大切な人が間違える前に正してあげる事で相手は頭を打つ前にその道が間違えていると気がつけるからです。
だから友達を止める事は決して悪い事ではない。失敗をして頭を打つ事を僕は全く悪い事だとは思いませんが、自分が傷つかずにその道が間違えている事に気がつけたのなら頭を打たない事に越した事はありませんよね。
しかし逆に絶対的に良い事なのかと言われると、そうとも言えない。なぜなら相手を止めるという事は、自分の価値観を相手に押し付ける事とも言えるからです。確かに読者様の友人は本来の目的を忘れて明らかに目先の利益に走っています。
しかしそれが悪い事だと、何を持って誰が言えましょうか。その人の人生なのだからその人がやりたいと思った事を尊重するのはいけない事なのか、それに例えそれが自分にとっても間違えていたと判断したのならその失敗の経験もその人の今後の人生の糧となり役に立つと僕は思います。
ただしこれも1つの見方としてこう考えられるよという話ですが、こういう見方もできます。
では逆に、友達を止めた場合はどうなのかというとこれと同じことが言えるのです。
相手を止めない事
相手を止めないという事は薄情です。自分の友人が明らかに後悔したり頭を打つことが自分でわかっているのに、それをわかっていて止めないという事は相手を傷つける事を見過ごすという事です。相手が頭を打たずにすむのならそうなった方が絶対に良いですよね。
だから多くの人は自分の大切な友人が間違えたら、止めようとします。自分の大切な人間が苦しむ姿を見たくないから。
しかし逆に優しさから、相手を止めないという事は相手の意見を尊重する事だという事がわかりますか?
上でも書きましたが、可愛い子には旅をさせよということわざがあるように、相手が例え後悔したとしてもその道を選択したのはその人自身です。
ならばその人の選択はその人の人生なのですから、言ってしまえば親以外の他人がそれを止める権利はほとんどありません。あってないようなものです、国会議員の選挙の一人一人の投票ばりに。
だからそもそもを考えると、相手の人生は相手のものですからそれを止めるのは正しくはない。でもそれで、相手が頭を打つのは目に見えているのにそんなの見過ごせない。
僕に相談をしてきてくださった読者様はこうやって考えていたのでしょう。だから友人を止めるべきなのか、止めないべきなのか自分の中で葛藤してもがいてどうしようもなくなったから、まひろに相談をしてきてくださりました。本当に光栄な事です。
確かにこうやって考えると、ずっと平行線になりますよね。止めた方が良いのか・止めない方が良いのか、わからなくなってしまいます。
だから、まひろは考えるところは相手を止めるか止めないかではなく、そこに相手への思いやりがあるかどうかだと思うんです。
上でも書いてきました通り、友人を止めるか止めないかで絶対的にこっちの方が正しいなんてなかったですよね。実際にそれはそうなんです。
なぜなら相手を止める事は自分の考えを押し付ける事とも言えますし、相手を止めない事は薄情な事とも言えますし相手の人生を尊重する事でもあります。
ならばどちらを選択しても結果は同じ所に収束していきます。
そこに、友達の事を思ってという相手への優しさであったり思いやりの気持ちがあれば相手は絶対にいつかあなたの言動を理解してくれる日が来ますし、そしてその優しさや思いやりはいつか必ずあなたの元へと帰ってきます。
だから大切なのは、相手を止めるのか止めないかという事ではなく
あなたがそうして、相手のためを思って費やしてきた時間や感情
その相手への思いやりは必ず相手に届きます。
だからあなたが良いと思った方を選択してください、どちらを選択してもあなたは必ず幸せになります。
大切なのはその思いやりの心があるかどうかなのです。
これには心理学的な根拠もきちんとあるのですが、ここでそれを説明するのは野暮でしょう。
まあしかし、自分のためを思ってここまで考えてくれる友人なんて本当に貴重な存在です。そんな読者様の友人は本当に幸せですね。僕自身も友達は多いですが、ここまで思いやれる相手はなかなかいませんし、なかなか築けるものでもありません。
本当に良い出会いがあって良かったですね。相手への思いやりの気持ちさえ忘れなければ、あなたにも相手にも必ず同じぐらいの幸せと思いやりが返ってきますから。
そんな貴重なで相手を、精一杯堪能してください。
それでは、あなたの人生がより豊かになるように僕は心の底から応援しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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