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12.1

今日は朝にマネケンのチョコレートワッフルをいただいたので幾分気分がいい。

そのまま帰宅途中の今までやってくることができたのだから、これはチョコレートワッフルに賞賛を贈るほかない。

ありがとう、チョコレートワッフル。
ちがうな、ありがとう。マネケン。


はんぺん

Googleで"ちくわぶ"について調べていたら、偶然"はんぺん"に出会う。

どうやら、漢字で書くと"半片"というらしい。

ふむふむ、勉強になるなぁと感心したのも束の間、はんぺんに対してある疑問がふっと湧いた。

それは、はんぺんは漢字で書くと"半片"になる。
漢字をしっかり読み解くと、「半分の片」すなわち半分の欠片ということになるだろう。

じゃあ、半分ではない欠片、すなわち半分ではないはんぺんの完成系はなんと呼ぶんだろうか。

とりあえずGoogleに聞いてみることにした。

「はんぺん 完成系」

そう打ち込んで検索してみたものの、3分でできるはんぺんの美味しいレシピとか、はんぺんにチーズを挟んだチーズはんぺんとか、求めるはんぺんの答えどころか、おいしく食べる方法が次々と提案される。

そうかそうか。
Googleははんぺんの完成系を知らないんだ。

そう思ったぼくは次にSiriに聞いてみることにした。
年々AIが進化していると聞いたことがあるし、あの人なら何か知ってる気がする。
そんな期待を胸にスマホに話しかける。

ぼく「Hey、Siri。」

Siri「こんばんは。」

ぼく「はんぺんの完成系をおしえて。」

ふむふむ。

つくる楽しみって。
ぼくははんぺんについて教えて欲しいのに、はんぺんを作る楽しみって。
(ちょっと、作ってみたいかもと思ってしまったのは内緒。)

結果至った真理

調べた結果、おそらくだけど、
この世の誰もはんぺんの完成系を知らない。

誰も知り得ないことを偶然見つけてしまったことはぼくの中でも偉業を成し遂げたといえるだろう。

そんなぼくだけにこそ、はんぺんの完成系に名前を与えることができるんだろうか。

というのも、宇宙でまだ発見されていない惑星を見つけたときや、地球上でも未だ発見されていない古代生物にも発見者が名前を与えることができるという特権があると聞く。

じゃあ、いいよね。

ということで、勝手ながら名前をつけさせてもらうことにした。

「ぺん」
だって、半分じゃないから。

この「ぺん」がこれからのはんぺん業界のスタンダードになってくれることを心から祈っている。

いや、そもそもはんぺんの半分じゃない完成系なんて買う人はいるんだろうか。

そのニッチな人向けに刺さる「ぺん」の美味しい調理法を考えだせばいい。
それが、名付け親であるぼくにできるたった一つのことだ。

実は、調理法はもうすでに考えている。
それは、

まず、「ぺん」を食べやすいサイズにするために、半分に切ります。
そうなるよね。


今日もお疲れ様でした。


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