【雑談】IQ180以上と言われる人の考え
こんばんは。
多くの方がご存知だと思う、台湾のデジタル担当大臣
オードリー・タンさん。
友人に薦められた『自由への手紙』という彼女の本を今読んでいます。
友人の地元の図書館にはティーンズコーナーにあったそうで
(ちなみに私の地元の小さな図書館では、外国著者作品で
ひとくくりにされていました笑 )
内容は一度で理解することは個人的に難しかったのですが、
文章としてはとても読みやすい内容でした。
恐らく高校生くらいからなら読めるのではないでしょうか。
専門用語がたくさん出てきますが、本の後ろの方に
全てまとめて説明が書いてあります。
まだふわっとした感想しかないのですが、
彼女が本の中で何度も使っている言葉が
「多様性」や「インクルーシブ」という言葉。
昨今の日本社会でもよく耳にする言葉ではありますが
何となくぼやっとした印象しかありません。
彼女が実際に提案して実現してきたり、
今現在、進行中で目指している多様性やインクルーシブな社会は
私は「平等」だと感じました。
例えばLGBTQや障がい者の方々が暮らしやすい社会、と言った時に、
どこか根底に「かわいそう」「自分とは違う」とか
「マジョリティである自分がマイノリティの方々を助ける」
みたいな特権的な思いが、残念ながら私の中にはある気がしています。
オードリー・タンさんは、「マジョリティが用意してあげて
マイノリティはそれを受取る」という社会構造ではなくて、
LGBTQや障がい者の方々が議論に入って意見を当たり前のように言う、
アイディアを出して学び合うという姿勢が大切、と本の中で
語られている気がしました。
もう一つ本を読んでいて思うのが、行動の速さ。
今回の本を作成するためのインタビューも、
コンタクト先は彼女のオフィスではありますが、
初コンタクトから最初の返事が来るまでの所要時間は8分。
日常的にコンタクトを取っている人でも、
8分で返信があったら驚きませんか?!
とにかく考えて行動、トライアンドエラーで改善して
スピード感を大事に新しい物を生み出す。
彼女の姿勢がこの本から垣間見えます。
まだまだ読み込みが足りないので、
ここに書いた感想がこれから変わってくるかもしれませんが
正直、どうやったらこんな思考になれるのか、というのも
感想の一つです。ひどいボキャブラリーですがすごい本でしたw
今日もお読みいただきありがとうございました!