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この世界が愛おしい

先日、
仕事から帰ってきたら、
隣に住んでいる母がやってきて、

氷川きよしさんのコンサートに行ったらしく、
お土産話を聞かせてくれた。

いつもは、
ケンケンとしていて、
楽しかった話もいつも間にか愚痴になっていて、
聞いていて疲れちゃったりするんだけど。

昨日は、
終始穏やかで朗らかだった。

今までなら愚痴になっていただろう内容も、
感謝の出来事として捉えていて、
聞いていて心から良かったね!って
気持ちよく言うことができた。

それだけなんだけど、
なんか嬉しくて。

いつもは、
イライラむすっとしていることが多い父も、
なんだか穏やかで朗らかなのに気がついた。

それが、
あまりにもナチュラルで、
変化に気づかないほどに自然で、

今までずっとそうでしたけど⁉︎
みたいな、そんな空気が漂っていて

私1人、異世界に迷い込んだみたいな感覚で
不思議な気持ちになった。

子供の頃から、ずっと願っていたこと。

両親の穏やかな笑顔。

気づいたら叶っていた。

それに気づいて、
なんだか嬉しくて。

嬉しくて、嬉しくて、
涙がポロポロと溢れ落ちた。

執着は、願いを遠ざける。

スピリチュアルな世界で目にする言葉。

以前の私は、
望むことと、執着することの違いがわからなかった。

でも、
統合を続けていくことで、
自分と正直に付き合うことで、
少しずつ見えてくるものがあった。

執着のエネルギーは、
愛のエネルギーとは真逆だと言うこと。

愛が統合に向かうエネルギーだとすれば、
執着は分離に向かうエネルギーだ。

それに気づいてからは、
とにかく自分の中にある執着を手放していった。

その過程の中で、
両親への想いも(執着も)外れていったんだと思う。

現実と呼ばれるこの世界は、
自分の中にある周波数(感情)が具現化した作品なんだってことが、
なんとなく感じれた気がした。

喜びも、苦しみも、
嬉しいも、悲しいも、

全部、自分の中にある。

ってか、自分の中にしかない。

自分という存在を愛おしく思った。
この世界を愛おしく思った。


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☆machiko☆ 〜自分に優しく地球に優しく〜
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