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瞑想と茶の湯 〜ヨガと茶道の統合〜

8月18日に、茶道とヨガのコラボレーションイベント「瞑想と茶の湯」を開催しました。午前・午後ともに大盛況となり、とても嬉しい時間でした。

場所はいつもヨガ&ハーブティーの場を開催している、明治神宮ちかくの「あわいのへや」。

今回ご一緒させていただいたお茶の先生「繁田翠さん」は、200年以上つづく阿佐ヶ谷のお茶屋の娘さんとして生まれ、いまはご家族でドイツに暮らし、テーブル茶道を通じて日本文化を欧州に広める活動をされています(あと、"外側の"宇宙の仕事もバリバリされています👩‍🚀)。

以前、仕事面で宇宙開発どっぷりだったころに共に仕事に邁進し、飲んだくれてた仲間と、このように新しい世界でご一緒できるのは最高です(もちろん、このイベント後、打ち上げが長引きました🍻)。

茶道はウェルビーイングの総合技ですね。身体性、心意気、食、器、音と香り、言葉、他者との関わり、、、日本文化の真髄が全て詰まっている。ひとつひとつの所作を通じて「いまここ」に意識を集め、贅沢な余白を楽しむ。・・・私も主催者側として、堪能させていただきました。

茶道もヨガも、その背景には「禅」の精神があります。茶道は、お茶を点てる一連の動作そのものが瞑想であり、ヨガは、呼吸や身体的な動作を通じて思考と感情(脳活動)を落ち着け、静まって広がった意識状態をつくりあげる瞑想です。日本ではどちらも、日常の中に禅の精神を取り入れる生活習慣として長く愛されてきました。
※ちなみに、昨今流行りのヨガは、インドからアメリカに輸出されたヨガの身体業法「ハタ・ヨガ」がエクササイズやファッションとして流行したもので、内面の成長を目指す本来のヨガからは本質的な目的が逸れてしまっています。

日本発祥の茶道と、インド発祥のヨガ、遠く離れた文化の産物が「禅」(さらにはそこから宗教性を取り除いた「マインドフルネス」)というキーワードで統合され、人々の生活に新しい豊かさをもたらす時代だと思います。

・・・そういうわけで、さっそく統合を実践してみようと想い、生成AIで「抹茶ポーズ」のイラストをお願いしたところの画像がこちら。内面が重要って言ってるのに、カタチから入りまくってます。

【ご案内】
阿佐ヶ谷にある「東京繁田園」では、昔ながらのブランドから斬新なテイストまで幅広く楽しめる茶葉の数々を販売され、テーブル茶道教室も開催されています。
■東京繁田園茶舗

私がこのようなかたちで、ウェルビーイングをテーマにした活動をしているのは、人々が外的なものを発展させる取り組みに加えて内面の改革にも同時に取り組まないと、人類はこれ以上遠くには行けないと思うからです。

これからも、「身体と呼吸と対話のヨガ道場」Sanga Yogaでは、身体性を磨き、自然に触れる機会を増やすことを中心に、ヨガに限らず、目的を同じくする幅広いアプローチを研究、実践してまいります。

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