古文に語らむ! けふの阪神対浜星ども戦。ヤスアキ、やりきな!
古文変換ツールを発見! 野球観戦記を古文で書いてみた。
現代文でのタイトルは、
「古文で語ろう! 今日の阪神対ベイスターズ戦。ヤスアキ、やってくれたな!]
でございます。
[古文バージョン]
我らに日向ありよ。
こうぜしほど、いま一点ほしきほど、定まりて日向は打つ。
けふも本塁打を打ちき。
よそほしき男よ。
地味といふ人もあれど、われは光りて見ゆ。
宮崎って、地名に変換されて、日向ってなっちゃったー!
カッコいい男って、よそほしき男っていうのね。よそも欲しくなる男? うーん、今度調べましょ!
あな、また危機になりき。
坂本投手、こころばみて。
あな、同点にされにけり。
ねぶたし。されど野球を見ずは。
いづちもよく打つ。打ち合ひならば、浜星どもはさだめて勝つべし!
あ、桑原が三塁に大田いできたり。をひとがいと恋しかりし選手。
大きなる、打て。本塁打を定めよ。
あな―見逃し三振なり。
ベイスターズって、「浜星ども」になるんだー。新鮮ー!
「あな、同点にされにけり」「あな―見逃し三振なり」
って言い方、小学生に教えたらパーッと広がりそうね。
そこらじゅうの子どもたちが「あな~けり」「あな~なり」を使って遊びそうよ!
二、三点ほど入れ、我を安心させて。
かくて少しばかり。昼寝させなむ。
三島いできたり!三島、難病は安穏なる?
さまよき投球こそゆかしけれ。
佐野が好返球!
家に刺して外れよ!
めでたしよ! よくやりきよ!
船長が三島を助けきよ!
キャプテンが船長ねー。確かに間違ってはいないのだけど。
アウトは「外れ」かあ。ホームは家。ふふふ。
されどなになるー? 延長十二回になりにけり。
二外れに、佐野。
頼むぞ、定めよ、引き分けはうたてきぞ。
佐野がいでば、次は日向の待てるぞ。
さらにいでて! つぶつぶ……
よっしゃあな!
当たりよ!佐野に代走、神里。
顔と足のほかに能のなき男! なほおとなしくなむ。
いで、日向。頼みきよ。
うわー。日向が、ありがたく見逃し三振。
かたき投手が胆力仕草せりよ。
けふ、浜星どもの勝ちは、なくなりき。
「ドキドキ……」は「つぶつぶ……」なんだー。なんか、かわいい♡
「相手の投手のガッツポーズ」は、「かたき投手が胆力仕草」かあ。
なんだか、ものすごーく頑張って変換しているって感じ!
守護神ヤスアキ、しかと果て締め聞くとてぞ。
さよならばかり、かんべんせよ。
何なる?四球いだすとて?
二外れ一、二塁になりにけり。
打たれき!満塁よ!いかでくるる?
「いかでかしたまへ」
と思はず口にいだす。
さーーーーー!
やられまほしー!
さらばよ。
――けふの戦犯は、ヤスアキなりとぞ思ふ。
あーーーーーーが、さーーーーーーに変わるってのが不思議ね。
むかしの時代に野球があったら、みんなで頭抱えて、
「打たれきー!」「打たれきーー!」「やられまほしーー!」
って、皆で言うのね(笑)。
古文って、今につながってて、かわいい日本語。
作文教室で「古文を教えて」って依頼が来たら、これを活用してみようかなー。
明日は、さらに勝れ。(明日は、絶対勝ってよ!)