根に持つ自分、心狭過ぎ

先週末のこと。Yちゃんとは別にもう1人、約3ヶ月程疎遠の友達に連絡する気分になった。私の中で、きっかけになったことは主に2つ。1つ目は、Yちゃんとの関係修復が前向きに動き始めたこと。2つ目は、たまたま見ていたYouTubeだった。2つ目について、具体的に書いていく。

面白おかしく話す芸人さんは、下記のようなことを話していた。
「俺は【好きなことを好きなように】やって生きている。【悩むことなど時間の無駄】や。人間関係において『自分が分かるはずのない人様の気持ちを考える』時間や、『相手にとって自分はどんな印象だったかなと勝手に想像する』時間。『自分がこうしたら相手はどう思うかな?と、自分の行動を躊躇う』時間。そんなことに時間をかけるよりも、もっと【自分の思いのままにやってみたら】ええやないの。その後で相手の反応見て、自分が感じることで、ほんなら『次はこうしてみよう!』とか思う訳やん。それで学んでいけばええやないの。そんな時間なんてものは、【自分の人生の中のちっぽけな時間】やで?」と。
また、「【失敗の反対の言葉】って成功やと思ってるやろ?俺は違うねん。失敗の反対は、【結局何もしないこと】や。【その状況を変える意思があって、そのための行動や努力を形にすること自体】が、俺は立派なことやと思ってるよ。大事なことや。」と、話を進めていた。

今の私の状況に、見事に当てはまっていると思ったのと同時に、その芸人さんの『あっけらかん』とした感じに、笑えてしょうがなかった。そして私は、めちゃめちゃ衝撃を受けた。話し方は面白いのに、【言ってることはその通り】だと納得することが多かった。すると、ふと私の頭の中に浮かんだのは、冒頭の友達だった。Yちゃんに向けたブログの通り、【完全に自分の問題】で友達との距離を取っている。この状況から『前進したい気持ちは持っている』のに、【その先を想像すると怖いと思っている自分】がいる。今、自分から連絡を取ることで、【相手の反応を受け入れるだけの器を、自分が持っているのか不安】なのだ。だから、『自分の行動を躊躇っている』この状況。
「実際に何も行動していない奴が、グダグダと思ってるんじゃないよ。そんなことは行動に起こしてから言いなさいよ」って、その芸人さんなら言うだろうなと思うと笑えてきた。

そして私は、『思い立ったらすぐ行動』なタイプなので、その勢いのままに電話したのだ。彼女も結構『あっけらかん』としたタイプで、相手が友達だろうと関係なく【自分が左右されることが少ない人間】だ。私は、自分の勢いのままに、「久しぶりだね。しばらく連絡しなかった理由はね」と、私は話し始めた。そして、『数ヶ月前のやり取りをきっかけに距離を置いていた事』を打ち明けた。しかし彼女から見たら、私からの電話があろうと無かろうと『全くなんとも思わない』って話だった。あえて言うなら「忙しくしてるだけかな」くらいの感覚。んまぁ、この辺りの彼女の反応は、ある意味、想像通りだったけれど。

続いて、【私が意図して距離を置いていた事】に対しては、「そんな前のことを『今更言われたって困る』し、『その時に言ってよ』って話じゃん。『言ってくれればよかった』じゃん。それなのに『急にそんなこと言われて気分悪い』って話よ。『率直に言えばショック』だわ」って反応。私から見たら意外だったけれど、話としては分かるし受け入れた。

私が急に電話したこともあり、時間的に都合が悪くなったので、そのまま電話を切ることになった。その夜、私は眠りに着くまで、しばらく頭が忙しかった。【忙しいのは私だけ】だと分かっていながらも私の思考は止まなかった。そもそもの話、『何ヶ月も前のことをずっとモヤモヤしてる』のは【私の問題】のはず。「なんで?」と自問したとて、その回答はさっきの電話で伝えた。だから、それ以上でも以下でもないはずなのに、スッキリしない。『結局、彼女は本当に友達の私に対しても無関心なのかな?』とか、『そんな友達でも私にとっては大切なのかな?』とかを考え始めた。そして、お互いの関係性を見つめ直した。

その結果私が辿り着いたのは、『私ってきっと【ずっと根に持って】いたんだろうな』って気持ちだった。あまり意識したことなかったけど、【数ヶ月前のことをまだずっとモヤモヤしてる】時点で、『ぶっちゃけどうかしてる』よねって。『めちゃめちゃ子供やん』って。『大人なら、気持ち切り替えて前見て進めよ』って話。それが【出来ていない自分】を客観的に見た時『私って心狭過ぎやん』ってなって、『大人として恥ずかしいや』って自分で思った。

そう気づいた私は、『彼女ともう一度ゆっくり話がしたい。そして、彼女の気持ちや生き方をもっと聞きたい、知りたい』ってなった。翌朝、私から、ご飯の誘いのLINEを送った。彼女の反応は即レスだった。少しご飯の予定のやり取りをしているだけなのに、私は彼女を『やっぱり面白い』と思った。そして、何の関係もない話の流れで直接送った。すると、その反応さえも【彼女は彼女のまま】だった。『昨夜の電話の時間が、まるで無かったかのような』相変わらずの反応。それに対して「私は、昨晩は再び頭が忙しかったのに」と伝えた。すると、「だろうね。そうだと思った!だってm__lovemiだもん」。と笑って返信が来た。

その話の流れまで来ると、私の気持ちは止まらなかった。それに彼女も、私が【根に持っていた発言】に対して、「あれは【誤解】だよ。本当はm__lovemiのことを思って言った話。『もっと仕事と家事を両立してる自分を大事にしないと、自分が持たなくなるんじゃないの?』と心配したつもりなのに。だけどm__lovemiは『ネガティブな方に解釈したんだな』って思ったよ」って。
私も私で、「悪い意味じゃないことは分かってた上で、受け入れられなかったんだよね。ただ、【自分は冗談のつもり】でも【相手はそうじゃないって話】は、『私だって有り得る』話。なのに【相手にだけそんな気持ちになること】自体、【私の心狭過ぎ】だわ」って話もそのまま伝えた。

彼女も、【彼女なりに思う友達としての気持ち】を伝えてくれたし、『なんにしても嫌な思いさせてたならごめん』って気持ちも、私は純粋に受け取った。そして私も、昨日は言えなかった「こちらこそ、ショックな気持ちにさせてごめんだわ」と伝えた。

ご飯の誘いが目的だったものの、【LINEだけのやり取り】でも【十分にお互いの気持ちのすれ違い】は解消した。気持ち的にもスッキリしている。結果的に、彼女の予定が合わず今週末の予定になった。ただ、既に誤解は解けているので、「普通に楽しくご飯行こ?」ってモチベーションだ。

こうして私は、1つ、また1つと変化を遂げていく。なかなか【ポジティブ一択で生きる】って難しい。でも『それでいいんだ』と思う。ポジティブになれない【時も】ある。ならば、『次に繋げる』ため、『ポジティブに生きる』ために、【自分が成長すればいいだけ】の話。生きている以上、【立ち止まる時もある】けれど、【進み続けてなんぼ】の人生。これからも【私のペース】で生きていこう😇

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