必見❗️絶対に泣かない方法

他人には涙を見せたくないという場面はありませんか?

実は可能です。

少なくともここ15年くらいの間、私は誰かの前で泣いたことがありません。

幸せいっぱいで辛いことが何一つなかったとかなら、どんなにいいか。

何回手術や再手術になっても、認可が下りている全ての治療法を用いても再発してしまって打つ手無しかと思われる状況にあっても、骨髄を完全に破壊する大量の抗がん剤を投与しての骨髄移植のたった1ヶ月半後に再発してどん底に落とされても......

他者の前で涙を見せたことはありません。

正直、肉体的・精神的拷問のような状況にあっても、何故か涙腺だけは固くしめられた。

いったい、どうやって泣かずにいるんでしょうね?

実はその方法に気がついたのは、最近なんです。

正直、人生には泣いたほうが得な場面が多々あることをこの一年半で嫌というほど知りました。

理詰めで説得するより、一度の涙を流すところを目撃された方が圧倒的に説得力があるようです。さらには、結局人は情で動く。涙を流せないというのはデメリットも多いことでしょう。

なので、ネットで泣き方を調べてみました。

結果、泣く演技の呼吸法なるものを知り、試して気が付いたのです。

辛いことががあり、涙が浮かびそうになる瞬間、私は「泣く裏技」という呼吸法の真逆をやっている!

なんと、行動一つで誰もが身につけられる涙腺堤防の裏技を無意識に使っていたのです。

もう一つが、感情のすり替え。悲しさや辛さは、ある感情と入れ替えると絶対に涙が流れなくなります。

この二つのテクニックを駆使すれば、貴方も簡単に「絶対に泣かない強い人」になれます。

一つ目の呼吸法。

あ、涙が、と認識した瞬間に素早く、そして浅めに息を吸って吐きます。呼吸は鼻から。口は閉じます。そして、これを何回か繰り返します。

効果は二つあります。一つは呼吸が浅くて短いということで、恐らくは身体を少し緊張させられるのでしょう。これは自律神経を戦いモードの交感神経側に傾けるのかもしれません。

もう一つは、意識の集中です。呼吸に集中することで、涙を誘う感情や思考、或いは身体的な苦痛から意識を逸らします。そこから意識を背けて、そして別の動作に強く意識を集中させます。

ある意味、これは瞑想やマインドフルネスと似ているところがあります。呼吸・今この瞬間の生体反応と自然への一点集中と意識解放ではないでしょうか。

ある意味、生物としての自然現象を促せれば、身体はそのレールに乗る。

涙を出さないこともまた訓練で役者の泣き演技並みにコントロールできることでしょう。

もう一つは、感情のすり替え。

悲しみを悲しさとして表現せずに怒りとして表してしまう場合があるそうです。私は元々自身の感情認識が得意ではなかったのですが、多分辛ければ辛いほど現状の悲観ではなく解決策の有無や実行の障壁に集中しました。

それは逆に、解決策の模索と立案、そのための情報収集というところで意識が紛れることに加えて未来を前向きに見つめた思考へとすり替えてくれるのかもしれません。

すると、結構笑ってられることが増えます。

しかし、今泣きそうという瞬間に自ら抱くべき感情は怒りです。

ある現象が起きた場合に、それの客観的事実に着目し、打開策を考える。策ができたら、その策を遂行することに注力する。

何か起きた時の普通の思考回路は、おそらく「何々が起きて悲しい」なのでしょう。

しかし、極端な話し、私の場合には、

脈が上がっている
呼吸数が変わった
血圧が若干上がった
血中の酸素濃度は変わらない。

故に、私は感情の昂りを感じている。

多分こうなんだと思う。モニターがなければ、自分で脈を測ります。

余談ですが、こうなった背景は入院中の状況もあることでしょう。ぶっちゃけ、「呼吸が苦しい」とだけ言っても、血中の酸素濃度が著しく低下していなければ否定されることがあった。そこで、客観的指標で答え合わせができない場合には絶対に口に出さなくなった。
もちろん、喘息発作で酸素濃度93%なら、ある程度は苦しいと感じてるんだけど、他者に伝えるか否かは数値の変動具合で決める。
(普段99%の人が94%や93%になると、ある程度は苦しい。しかし、高齢者で普段から92%程度の人もいる。すると、絶対評価で普段92%の人もいるし、苦しくないと結論づけてしまう人も多い。ちなみに、小児科で93%は酸素投与の適応の場合もある。患者は年齢や背景によって状況が大きく異なる。柔軟な考えと評価が必要な場合もあることは念頭に置いておいて欲しい。)

例えば病院では、私は苦しいと感じたならば、自分のモニターで血中酸素濃度が90%を切っているかや喘鳴などの他覚的に評価できる現象があるかを見ます。

これならば、対応としては100%酸素投与の適応という場面でのみナースコールを押し、

伝える内容は「SpO2(血中の酸素濃度の指標)が〇〇%だから、酸素何Lでお願いします。」

現状把握、策の立案、実行。

「何かが起きた」は、「だからどうする」に繋がるための通り道に過ぎないのです。

こうして、これからの策と実行方法に意識を集中すると、これからの行動が意識の中心に来ます。

コントロール外の事態に反応はせず、できることと立案に集中し、いかにして策を実行するかにのみ集中する。

こうなると、目的が遂行できるか否か、もしそれを阻むものが有れば、その障壁といかが焦点になるのです。

すると、「何々が起きて悲しい」→→ 涙が出る

という現象が、

今の策は⭕️⭕️、実行には🔺🔺が必要、目の前の障壁は❌❌ →→ 障壁に苛立つ

怒りという感情は交感神経を刺激してくれます。

熊に食べられそうになって逃げている時に、涙で視界がボヤけていたら生命の危機です。なので、涙腺は交感神経を昂らせると涙を流しづらくなるようにできています。

こういう機能を利用すれば、絶対に泣けない場面で涙を堪えられることでしょう。

一般的には、怒りを覚えることは障壁にはなっても、解決策にはならないかと思います。

しかし、その場で涙を堪える、そもそも涙が出そうな感情を紛らわすという目的のためには有効な手段です。

どうしても涙を流せない場面に遭遇したら、ためしてみるのは手かもしれません。

自分の感情を抑え過ぎると不健全でしょうから、後で自分の思考と整理をお忘れなく。

逆に、泣けない人は自分がいかに涙を抹消しているかを知れば、泣けるようになるかもしれません。

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KG
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