【嗜み古典】オイラ編み 気軽に源氏物語創作あれこれ〜
で参考にした本や創作に関するあれこれ〜〜〜
参考文献
⒈時代別 日本の配色事典
襲などの配色や平安文化も含め、江戸時代までの日本文化の色と美を多彩な図を用いて紹介。
⒉源氏物語の色辞典
源氏物語全体や各帖のテーマカラーの解説を織り交ぜながら、源氏物語の世界観を存分に堪能できる。
紫を全体の基調とした、紫=ゆかり=縁=えにしの物語
⒊著作権法 第3版
著作権に関する悩みどころなども踏まえて、各条文について、詳しく解説してある本。
盗作や窃用にならないように、著作権について詳しく触れたい人にはオススメ。
かなり分厚いので、法学部出身や普段の業務で他の法律に馴染みがない人には、ちょっと重たいかなあ、、、。
各帖の壁紙に使った画像サイト
を使わせていただきました🙇
いつもお世話になっております🙇♀️
創作あれこれ
⒈第42帖 雲隠を空白にしている理由
を空白にしたのは、元々、空白な帖として伝わっているから。本当は書いた当時は、本文があったが落丁して残っていないとする説もあるが、
出家後、六条院(光源氏)が天に召されたことを表すために敢えて書かなかった
とする説も有力。紫式部ならば、後者かなあ🤔と思ったし、そっちの方が
ロマンがあって好き
なので、こっちの説を採用した。
源氏物語全体の世界観を忠実に表現したかったので💦
与謝野晶子だと、この帖に、
・かきくらす涙か雲かしらねどもひかり見せねばかかぬ一章
(悲しみに泣き暮らす涙のせいか、空が曇っているせいなのかはわからないけれど、光るあなたが雲間に隠れてしまい、輝く姿を見せないので、何も書か(書け)ないのです。)
とだけ添えてるみたいだけど、晶子も多分、しっかり汲み取ってるよね👀しかし、意図的に最初から、1帖何も書かなかったとしたら、
紫式部の胆力恐るべし
だよね〜〜〜🤔平安古典文学の
こういう大胆で自由なところもホント、好き🕺
続き物の連載小説やってるとして、いきなり、次の巻が出たと思ったら、
1冊丸々、真っ白だったみたいなモノだからね👀
大胆すぎだろ、紫式部
今の時代だと、そんなの編集者や出版社が許してくれないだろうし、、、自分だと、源氏の死を詳細に書いてしまいそう。
思いつきもしないんじゃないかな?🤔って思う。
⒉全体の構成について
マガジンの説明文で
シンプルに自分が欲しい情報だけにして、他の情報を一切入れてない。
和歌集の首数やオイラなりの各帖の感想なんかを最後に書くこともできたんだけど、いずれも
野暮で無粋だねえ
と思ったので、余計な情報は一切入れずに、シンプルに読書を楽しんでもらえるようにしてみた💦
誤字脱字あったらスマソ🙇♀️
⒊英語訳を入れない理由
こういうデータができると、読者としては、
今はAIの時代だから、
Google翻訳なんかを使えば簡単にできるっしょ!!!!
と試しもせずに思いつきで言いそうなことなんだが、、、
試しに桐壺の第1文
どの天皇様の御代であったか、女御とか更衣とかいわれる後宮がおおぜいいた中に、最上の貴族出身ではないが深い御愛寵を得ている人があった。
を
どの天皇の治世においても、女御(にょうご)や鯉(こい)と呼ばれる多くの小宮の中に、最高位の貴族出身ではないが、深く寵愛されていた人物がいた。
でわかるとおり、爆笑🤣な文章になるのと、
いくら辞書なんかを引きながら英語訳が出来たとしても、英語と日本語では世界観が違うことになると判断したので、英語訳なんかも付けなかった
(フォロワーに新しくなってくれた人で、教育関係とか出版関係の人も結構いらっしゃったので、教材として使う時には参考にしてみてね🕺)
⒋各帖のあらすじや和歌集を独立でまとめなかった理由
マガジンの最後に付録して、
あらすじ集や和歌集をまとめて記事にする
ことは簡単なんだけど、
でも書いたことに繋がるんだけど、あらすじ集を作ると、そこだけを読んで、源氏を理解した気になる人がいるなあ🤔だし、和歌集を独立で作っても、戀(誰かを思い向けた歌)が主で、
物語の中で初めて、歌の心がわかる
歌が生きてくる
ものばかりなので、却って弊害にしかならんなあ。てか、そんなんにまで、時短とかタイムラプス、効率性とか求めてるのって、個人的にはだけど、
なんか雅(みやび)じゃないよね〜〜〜🤔
と思ったので、敢えてしてない💦
まあ、オイラの記事を参考に、自分で資料を作りたい人はご自由にどうぞ。
オイラの記事を抜粋して、まんま記事とか本にされると、
さすがに、創作意欲がショげるけどねorz
全体を通した感想
やはり、
紫式部は最高
歌も物語も素晴らしいなあ✨
歌の心を()書きで入れることすら雅じゃないなあ
とは思ったんだけど、嫁曰く、
逆に和歌の原文だけだと、古文に馴染みがない人にはわからん。
私は欲しい。
だったので、正確な訳とかはそうじゃないって国文学者の先生とかは言うかもしれないし、古語辞典では全然、違う訳かもしれないけどあくまでも、
歌の心
ってことで、オイラなりのモノを入れておいた。
和歌なんて、詠む人ことに百首百様の感じ方が合っていいしね〜〜〜
とこれ以上書くと、却って雅じゃなくなりそうなのでこの辺で💦
(て、すでに雅じゃないか 藁🤣 平安シスターズに叱られよう💦)
この活動をした動機としては、
でも、書いてはいるんだけど、それ以外でも
まずは、源氏物語の入り口として
与謝野晶子のきれいな現代文での内容と
簡単なあらすじ
歌の解説が入った和歌集
で源氏物語に触れてみて、興味が湧いたら、さらに自分で色々と調べてどっぷり古典を嗜むとっかかりになればいいなあと、、、💦
ま、大したもんじゃないけどね。
皆さんがGWに源氏物語の世界を堪能して、
今年のGWは源氏ウィークでしたになれば幸い👀
さてと、午後からは、また
💃『紫式部日記』の続きを読もう🕺
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