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不滅のことば 〜戦争と平和〜
九條です。
平和よりも戦争を選ぶ愚かな人間が、この世界の何処に居るというのか。
平和の時には子が父を弔い、戦争になると父が子を弔わなければならない。
これは不滅の言葉だと思います。
この言葉は、古代ギリシアの歴史家(歴史学の父)ヘロドトス(生没年不詳/B.C.500年頃か?)によって著された『歴史(イストリア)』に記されています。
彼は、彼が生きた時代に起こったペルシア戦争について調査・取材をし、この書を著しました。
怒りと悲しみが込められたこの言葉には、いまも変わらぬ力があると思います。
この言葉を通じて、遥か2500年前に戦争によって我が子を失った人々の悲しみ、その慟哭に想いを馳せ、共感することによって、この世界から戦争や紛争を少なくして行けるのではないだろうかと思います。^_^
©2024 九條正博(Masahiro Kujoh)
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