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あたたかさが重い。

     やさしくされるのが苦しい。
     人のあたたかさが苦しい。

こう言うと、

「自己価値が低いんだから、
自分をもっと大切にして
愛情を受け取れるようになろう!」と
思考の転換を図ろうするよね。

でも実は、事はそんな表層で
起こってない場合もあるんだと思う。

もっと根深いトラウマと絡み合ってる可能性が
あるのかもしれないと思えた。

昨日のSEでセラピストが提示したのは
母親の胎内にいるときのトラウマ」。

胎児はあたたかく、守られて、
慈しまれる。大切にされてるはず。

胎児期に、両親は怒鳴る・泣き喚くのケンカばかり、
『あんたを授かっだばかりに!』と
胎児に怒りを持っていたり、
そういった背景があって
希死念慮にさいなまれたらどうだろう?

「あたたかさ」と「生命の危機」という
相反する感覚が強固に絡み合って、
胎児の体(神経)に刻まれる。

わたしは夫にハグしてもらうと
胸がウッ・・・と苦しくなる。

彼のやさしさが重くのしかかる。

心理的な重さではなく、「胸部の圧迫感」と、
喉の奥がグッとしまる感覚」。

わたしを思ってしてくれてるのに苦しくて、
やさしくされてありがたいはずが
体の負担のほうが大きい。

そんな自分に不信感があった。

でも、昨日セッションで言われて、
なるほどそれなら説明がつくし
すごく納得感があった。ぼろぼろ泣いた。

やさしくされるのが苦しくて
夫と関わりたくないなんてつらすぎる・・・

でもこれは自分の感情の問題ではなかった。
人肌のあたたかさ」に「恐怖」が結びついてただけ。
(“いただけ” と言うには酷な状況ではあるけれど)

とりあえず自分を責めないでいい。

     やさしくされるのが苦しい。
     人のあたたかさが苦しい。

人情の「やさしさ」と 人肌の「あたたかさ」が
つながってしまってたと気づく。

「やさしさ」には感謝できている。
「あたたかさ」が怖かったんだ。

純粋に『ハグされるあたたかさ』も
心地よく感じられるときがくるのかな。

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