「海辺の階段」詩―「#自分の中にあるこだわり」大谷義則さんの企画参加
夏の香りを 感じる季節が
また 巡ってきた
湘南の 由比ガ浜が
恋しくなり 足を運ぶ
一握りの サーファーがいるだけで
夏の喧騒は まだ何処かに
身を潜めているようだ
浜に着くと まず 階段に腰をおろし
水平線を 見つめるのが
自分の中の 習い性となり
こだわりになっている
青春時代 親友のお前と
この 階段に腰をおろして
いつも 波音を 聞いていた
星空を 見上げて
この先 どんなことを
したいかを 語り合った
ボクは その夢の万分の一も
叶えられずにいる・・・
一方 おまえは 若くして
天国へ急いで 旅立たなければ
必ず 自分の夢に向かって
すすみ続けていた筈だ
波音は あの時と変わらずに
小声で 語りかけてくる
大きく 変わったのは
隣りで まなじりを あげて
熱く 未来を語った
お前の姿が 見えないことだ
聞き耳をたて 目を閉じて
お前の声の 音符を 探す
大谷義則さんの企画「自分の中にあるちょっとしたこだわり」
に参加させて頂きました。大谷さんどうぞ
よろしくお願いいたします
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