「透明な時の流れ」ー詩ー
君の 長いまつ毛の
影を 見つめながら
ボクは 横で本を読む
さっきから ずっと
同じページを 開いたままで
先に 読み進めない
ページを 見るより
君の 横顔ばかり
眺めている
朝の光を 分け合って
一日が 始まり
夕陽の あかね雲を
背中にして 家路につく
時には 先に帰宅した
君が ベランダから
手を振って 迎えてくれる
何気ない 幸せの風景が
目の前のスクリーンに
映し出される
何かの 記念日には
小さなケーキと ロゼワインが
食卓を 華やかにする
君の頬は ろうそくの火に
照らされて ランプ色に輝く
何気ない 一日が
浮雲のように 流れていく
二人の 幸せは
胸の奥の
透き通った 時の流れの
ゆるぎなさにある
(2022年の作品のリライト)
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