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思い出(エッセイ)

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とりとめのない思い出
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記事一覧

【エッセイ】一瞬で世界の見え方は変わる

【922字】 そういう経験ってあるような気がする。 昔、いつも浮かれているような不思議な街に…

なお
11日前
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【エッセイ】 一瞬の出会い、永遠のお別れ―アイドル現場で考えたこと

【2270字】 何の話か分からなくて封印していたけど、この記事に出てくる女の子にまた会えそう…

なお
2か月前
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【エッセイ】クリームパスタにはぜったい負けない

私は食べ物にあまりこだわりがないし、別にパスタが好きなわけでもない。 強いて言えばトマト…

なお
3か月前
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【美術展レポ】遠距離現在Universal / Remote展ーわたしと「社会」の距離はコロナ禍で…

2024上半期に見た展覧会の中ではこれが1番良かったです。 現代美術は解釈の自由度が高いから…

なお
3か月前
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【エッセイ】都会っ子、世間を知る

「上京のはなし」がお題になっていたので、逆も面白いかなと思って。 私はまあまあ都会育ちだ…

なお
3か月前
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【イベントレポ•エッセイ】むちフェスvol.7―身体ってなに?

むちフェス、なる肉感がテーマの祭典。 文学フリマで出会ったグラビアアイドルの岡田紗夜さん…

なお
4か月前
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【エッセイ】ひとり旅行記・青森(十和田市現代美術館)

意外に思われそうだけど、ひとりで旅行に行くのが好きです。 数年前までよく行っていました。これもコロナ前の話。 旅行先でもやることは特に変わらず、本を読んで考えごとばかりしています。なるべくその場所にまつわる本を読むのが好き。 青森に行ったのは昔から現代アートが好きで、ずっと十和田市現代美術館に行ってみたかったから。2月の入試が終わった後で(受ける方ではなく実施のほう)くたくたになったので気分転換することにしました。 画像は「ゴースト/インゲス・イデー」。 新幹線を降りる

【エッセイ】自分との手紙のやりとり #シロクマ文芸部 #手紙には

手紙には変な思い出がある。 実家の玄関を出るとどうだんつつじの植え込みがあって、はくもく…

なお
4か月前
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【エッセイ】いろんなおとうさんがいる

父の日に出そうかなって思って忘れていた文章。 幼稚園の頃、放課後に友だち(仮にそらちゃん…

なお
5か月前
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【エッセイ】雨の曲 #雨を聴く #シロクマ文芸部

雨を聴く。朝になって雨が降っているとなんとなくわかる。 眠っている意識の端のほうにさあっ…

なお
5か月前
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【エッセイ】絶対結婚しような! #青ブラ文学部 #気になる口癖 

「絶対結婚しような!」 最初に聞いた時は呆然とした。な、なんじゃそりゃああああ。 私が今ま…

なお
5か月前
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【エッセイ】文芸部作品批評会の思い出

私が学生時代に入っていた文芸部には「1年生は必ず最初の批評会までに何か書いてくること」と…

なお
6か月前
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【エッセイ】出会えなかった人との別れー台湾サオ族のキラシさんについて

私とキラシさんとの交流は1冊の黄色いスケッチブックからはじまり、そしてその中で終わりまし…

なお
6か月前
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【エッセイ】鈴木先生とユキちゃん(塾の思い出)

私は小学校4年生から高校3年生まで、個別指導から大手予備校まで合計6つの塾に通いました。 それを聞いて驚かれる方もいるかも知れませんが、私は割と都会っ子なので周りの子はみんなそんな感じでした。でも、今考えると幸せな環境だったんだと思います。 塾のいいところは新しい友達ができるところと、先生が変わっていて面白いところです。私は学校より塾が好きでした。 小学校4年生の時に初めて通ったのは、近所の個別指導の塾でした。 担当の先生(仮に鈴木先生とします)は岩手出身、東大1年生の1