シェア
ミック@アート好きのノート
2024年6月3日 21:00
【月曜日は絵画の日】 優れた絵画の中は、人類にとって、ある種のアイコンになったものがあります。 勿論その筆頭には、ダ・ヴィンチの『モナリザ』、『最後の晩餐』がありますし、ムンクの『叫び』も、何度もパロディが作られ、広く人口に膾炙している作品でしょう。 フランス・ロココの画家フラゴナールの『ぶらんこ』も、そんな作品の一つであり、しかも華やかさと儚さが同居した名作です。(以
アートジェンヌ
2024年5月11日 09:56
今年も根津美術館で、尾形光琳の『燕子花図屏風』が公開されています。名作と名高い一枚ですが、言ってしまえば、燕子花をたくさん並べただけの絵。一体、何がそんなにすごいのでしょうか。それは、とにかく何もかもが大胆で思い切っているところです。①モチーフ選びが大胆テーマは『伊勢物語』、主人公の在原業平が、八ツ橋に咲く燕子花を見て和歌を詠む場面です。でも主人公の在原業平はおろか、舞台の橋すら出