#20 かえれないし、かわらない
人に変えられようとすると
とてもなく黒い嫌悪感に襲われる。
そのくせ、
自分と考え方や価値観の合わない人にでくわすと
否が応でも説得を試みる。
この心理はいったいなんなんだろう。
それこそ、にんげん。
そのままでいいよ、
なんて肩に手をぽんと置かれたような
気持ちになりました。
わたしは結婚したいです。
わたしは子どもがほしいです。
それが叶う叶わない、
自分で選べる、選べない、
運がいい、悪い、
そんなことにかかわらず、
いま切実に欲してはダメですか。
理由なんてありません。
人頼みの幸せですか?
自分で決めているようで
社会の流れにのっていることに気づかないだけですか?
そうだとしてもわたしは家族が欲しいなぁ。
作品の趣旨とはずれているかもしれませんが、
子どもを望む女性とは逆の主人公の人生が
人気になっていることに、
少しの寂しさと違和感を覚えるのは
どうしてなんだろう。
とぶつぶつ考えてるうちに
すぐ読み終えてしまいました。
面白すぎます、ぜひ。