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没男です。
初めまして。躁鬱病のギリギリ会社員、没男です。書いたはいいがどこにも行く宛のなかった悲しい小説を、こちらで供養します。ほか所感も。noteを使いこなせる気がしません。よろしくお願いします。
【没男とは?】
1989年生まれです。男です。
大学院まで行って日本文学を学びました。身になっていないのが残念です。ただ、読書は好きです。
よく、好きな作家は?と聞かれますが、思い浮かばないというか、作家はみんなスゲ〜と思ってるので適当にお茶を濁します。ただ、なぜか毎年夏に夏目漱石の「こころ」を読む習慣があります。年末にベートーヴェンの第九を聴く感覚でしょうか。
一応会社員です。が、先述の通り躁鬱病のため昨春から2024.7.20現在休職中です。どうなることやら‥
【没男の誕生】
仕事では、文章を書いたり素材を編集したりといった業務に従事してました。思えば学生時代から調べては書きまくってきたので、もう何か書かないと気持ちが悪いわけです。
こうして病気で休んで単調な生活を送っていると、なおのこと脳が糞詰まりを起こしてしまう。頭が苦しくなるのです。
じゃあ、何を書く?
闘病記? これは私的に書きたくない。
小説? 散々マスターピースを読んだので、無理。敵わない。
そこで思い出したのが、社会人2年目に出会ったおじいちゃんです。そのおじいちゃんは当初僕のことを嫌っていたのですが、1時間ぐらい怒られていたら仲良くなれました。
そしてはにかみながら、「俺の最初で最後の小説」ときれいに綴じた原稿用紙を出して、添削してほしいと頼んできたのです。よりによって僕に‥。
もちろん売り物になる作品ではありませんが、何より凄いのは完成していたということです。
僕はこのおじいちゃんを思い出しては、文豪の存在は傍に置いて、自分のために小説を書きたいと思うようになりました。これまで成績やお金のために書いていたわけですから、こりゃもう脳内革命です。
しかし、
断片的なイメージは浮かんでも、着地点が見えない!!
呻吟しているうちに、原稿用紙120枚ぐらいの作品ができました。推敲してるうちに変形していきます。終わる気がしません。いずれにしても、これが没男の処女作になるでしょう。いつ埋葬されることやら。