没男@駄文の墓場
創作を巡る没男の徒然
没男のショートコント‥ショートショートを格納しています。
小説を巡る没男の思考を格納しています。
初めまして。躁鬱病のギリギリ会社員、没男です。書いたはいいがどこにも行く宛のなかった悲しい小説を、こちらで供養します。ほか所感も。noteを使いこなせる気がしません。よろしくお願いします。 【没男とは?】 1989年生まれです。男です。 大学院まで行って日本文学を学びました。身になっていないのが残念です。ただ、読書は好きです。 よく、好きな作家は?と聞かれますが、思い浮かばないというか、作家はみんなスゲ〜と思ってるので適当にお茶を濁します。ただ、なぜか毎年夏に夏目漱石の「
「衆院選がきょう公示され、27日までの12日間にわたる舌戦がスタートしました。今回は公職選挙法改正に伴う落選者指名方式が導入され初の選挙となります」 落選者指名方式‥。 つまり、有権者が支持する候補者ではなく、落としたい候補者に「クビ票」を投じ、得票率の少なさを争う新システムである。 投票率は直近で30%弱。時の政権与党・痔民党は有権者の政治参加を促すと称し、クビ票を他党にぶち撒けることで強さを誇示しようとした。 好きでもない奴に入れるなら、嫌いな奴を落とした方が
熱が下がらなくて人生に行き詰まっている没男です。 小説を読んでいて、 「これは私のことを書いているんじゃないか!?作者は私の代弁者だ!崇拝!!」 というアハ体験、沼落ちしたことはありませんか? 絶対にない!! とは言わせませんよ。ある程度小説読んでたらちょっとぐらいあるでしょ? 作品に自分を見出しちゃう読書体験。 てか、他人事で小説読むのって苦痛じゃないですかね。どうでしょう? 没男も少年時代、小説読んで思いましたよ。 こいつ、俺じゃね?笑 俺のこと書
この春、僕は大学受験に失敗した。4月からピカピカの浪人生だ。言われるほど凹んでない。なにせ、予備校のクラスにはいい匂いを放つ大人びた女の子がウヨウヨしている。 そう、僕は男子校出身で、ピカッピカのドウテイだった。つまり、僕の中の「女子」は中学3年生で止まっていた。ということは、僕の中の女子と浪人女子は少なくとも3年の隔たりがある。 僕が1年浪人して学んだことは「女子の3年はデカい」。以上。 現役時代から女が絶えないくせに、僕に一人も斡旋してくれなかったケチな浪人
小説あるあるじゃなくて文学部あるある言いたいー 梶井基次郎が好きで卒論にしようと思ってた女子がウッカリ本人の写真を見ちゃって複雑な心境になりがち ついでに日本近代文学史上最高のイケメンを協議した結果、萩原朔太郎がNo.1になりがち 文学部あるある言いたいー
小説あるある言いたいー 文学部の学生がある日を境に文章を何でもかんでも「テクスト」と呼び始めるけど演習で発表するときは用語が合ってるのか不安で「テクスト」の声が小さくなりがち 文学部あるある言いたいー
謎の発熱に苦しんでいる没男です。 小説が書けない!! というそこのアナタ。安心してください。 没男もです!! みなさん、どんなプロセスを経て書いてるんですかね。 ざっくり、着想、設定、展開といった順序でしょうか。 異論は認めます! そこで、そもそもどこから着想を得るか、です。 種がないと育つものもないわけで。 他に例がないので没男の手口で考えます。 そりゃもう貧弱なやり口ですよ。残念ながら。ここでお話しできるネタ元は、 まず、私がショートコントと銘打っ
ショートコント⑧【また逢う日まで】を投稿して思った。 佐藤正午氏の「月の満ち欠け」をパクってるのでは‥?コード進行同じでした、的な?! あの作品、映画にもなって感動の恋愛小説として読む人と、気味悪さを読み込む人と分かれて面白いですね。ちなみに没男は気味悪い派です。
ある夏、息子が彼女を捕まえてきた。彼女は立派な角をしたカブトムシで、虫カゴの中でじっとしていた。 私の中の彼女は20歳、学生時代の姿で止まっていた。私たちは若いなりに深く愛し合っていたし、なんなら死ぬまで一緒にいるつもりでいた。熱に浮かされていた。当時は。 彼女は車に轢かれて死んだ。子どもを庇って吹っ飛ばされた。彼女らしいと思った。誰もが彼女を英雄視した。 私は助かった子どもの手前、悲しもうにも悲しめなかった。ただ、ポツンと一人になった時だけ、涙が流れた。
小説あるある言いたいー なくてもいい性描写 あると思います。
ショートコント⑦【カスタマーハラスメントハラスメント】は見出し画像に牛丼の写真があったんで思いつきました。ハラスメントにハラスメントを被せる着想から、メタフィクション的?オチが導かれるという思考回路。罵り合いにトンチをきかせ、尺が長ければメタ感が出そうだが、語彙力がなかった。
2024年夏の未明、エセ関西某所の牛丼屋で。 男はいつものように店員を怒鳴りつけると、牛丼大盛り微妙に汁だく卵乗せに薄めの味噌汁を注文した。白い開襟シャツに金の鎖のネックレスがいやらしく輝いている。 この男こそカスタマーハラスメントのショウ。お客様でなくても自分は神様だと信じているどうかしちゃってる奴である。 バイトの男子大学生が震えた手で味噌汁をよそっている。もちろん、「薄めってどれぐらい薄めだよ」という疑問もあった。 だが、それ以上に心配なのはきょうの相
小説あるある 主人公の「僕」がなぜか超モテる。 超は言いすぎた。都合良くモテる。
夏目漱石の「こころ」。 先生の遺書が量的に四つ折りにできない説は無粋だが先生は本当に死んだのか。書いてない。遺書がある=死亡? と思いきや時系列的に冒頭の語り手「私」は先生の生死を把握してなきゃおかしい。死んでなきゃ冒頭の語りは出ないだろう。てことは、死亡してるのだろう。多分。
G・ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読んでます。話があっちゃこっちゃ飛ぶわ登場人物多いわ名前被りすぎだわ関係複雑だわで文句言いながら、なんだかんだいいですね。中世の軍記物を読んでるようなドライブ感。本作は一時品薄になるブームが来てましたが、それに乗ったわけではありませんよ!!
寒くて朝起きられない没男です。 没男のよくわからない概念の一つに純文学なるものがあります。純喫茶よりもよく分かりません。 noteでは純文学を標榜し作品を出されている方もみられ、激しく没男は刺激を受けております。 で、純文学ってなんですか? 答えは、純じゃない文学以外の文学です。理屈で言うと。 純文学って聞くと崇高な感じがしますよね。 そこいらの缶詰みたいに大量生産・消費されるアイツらとは違うんです! 芸術なんです!! 媚は売りません!! 魂の叫びな