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没男の小説考①どうやって書くの?そもそも論

お疲れ様です。躁鬱病ギリギリ会社員、没男です。
プロフィール記事で申し上げた通り、このアカウントは、僕が書いた行き場のない小説の墓場として開設しました。

しかし、まだ供養すべき作品がない!!

でも、原稿用紙120枚程度のスケッチめいたものは一応用意しています。赤ん坊みたいなものです。この子を推敲という形で育てていくつもりですが、世の子育てがそうであるように、全く終わりが見えません。

✴︎そもそも、小説ってどうやって書くの?

なんとなく書きたいイメージがあって、それをいきなり作品に落とし込もうとしても、僕のような凡人は途方に暮れることでしょう。書く以前の「どうやって」が確立されてないからです。
一方、この世界には小説の書き方を指南するハウツー本、ネット記事に溢れています。これらは多くの示唆を与えてくれるかもしれません。

だがしかし、僕はハウツー本が生理的に嫌いです!!

もし、村上春樹氏が一生懸命「誰でも分かる!小説の書き方」なんて本を読んでたらがっかりしませんか? あるいは凄い指南書だ!と驚くでしょうか? 後者なら僕も貪るように読むでしょう。いずれにしても僕が勘違い野郎であることに変わりはないのですが。

つまり、僕は読者としてしか小説に向き合ったことがないのです。なので、実際に書くにあたっても、良くも悪くも自然と読者目線になります。

なので、凡夫である僕はとにかく読みやすい文章を目指します。読者としての僕にとってもその方が良いからです。大作家であれば一般に悪文と言われるような文章を個性という免罪符の名の下にゴリ押しできるでしょう。この点はまた改めて探求したいと思います。

ここで、ようやく僕が書くことについて考える前提が提示できるようになりました。

◯立ち位置は読者
◯小説を書く基本的な方法論を知らない
そもそも1作も書けていない!

✴︎で、小説ってどうやって書きますか?

鉛筆ですか? ペンですか? 原稿用紙ですか? PCですか? スマホですか?

これは書く以前の現実的で切実な問題です。いざ書くにあたって、僕はまずこの問題に直面しました。参考に新人賞の応募要項をちゃっかり覗いてみると、規定枚数は原稿用紙単位、原稿用紙に手書きもok、ワープロなら原稿用紙換算で何枚か明示せよ、などとあります。

しかし、字が汚いし書き損なって紙の無駄になるから原稿用紙手書きは無理!

かといって、PCだと原稿用紙でいま何枚まできてるのか、感覚的に分からない。原稿用紙を設定すると見にくいし、書いたものを簡単にいじれるので終わりません。

そこで僕が開発したのが、原稿用紙に下書きを書いて、ワードで入力、推敲するという手段です。始めから原稿用紙ペースで作業できる上、後からいくらでも書き換えられると思うと、心理的なゆとりができペンが進みます。

ただ、それを推敲する段になると、論理的ないし構成の破綻を整えたり、気持ち悪い文章を直したり、新たな要素が閃いたり、登場人物の名前すら変えてみたくなったりとにかく作業量が多い!完璧主義との戦いですが、完璧に書いたところでここに埋葬するからどうでもいいのですが。

原稿用紙に書いてるときは手が早いです。調子が良いと1日10枚書けます。疲れます。具合が悪いとペースが落ちたり書けなくなります。だいたい今回120枚書くのに2ヶ月ぐらいかかりました。米国の作家ジャック・ケルアックの「路上」みたいに3週間で一本かけたら神になれるでしょうが、凡人は死亡します。

これで、アイデアを練り上げ作品化するいわば「工程」が一応できあがりました。工場で言えば、生産ラインが整ったという感じでしょうか。これは正解ではなくて、あなたやあの人は違うもっと効率の良い、あるいは悪い、悪いけど気に入ってるからこれでやってる、というルーティンがあるのだと思います。

とりあえずここまで。

もっとよさげな書き方を誰か教えてください。

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