恐怖心と不安とのつきあい方。〜ネルソン・マンデラ〜
人はどんな時に「恐怖」や「不安」を感じると思いますか?
身の危険を感じた時、怖い映画を観ている時、はたまた知らない国の知らないエリアに行った時など。
恐怖や不安を感じるシーンってたくさんあります。
今日は、日常生活でじわじわと感じる(もしくは自覚できないくらい小さな体感かもしれない)恐怖や不安について書いてみたいと思います。
人って、「未知のもの・自分の領域を超えているわからないもの」に対しても恐怖や不安を感じます。
例えば、知らない環境の中、知らない人に囲まれている時、居心地の悪さと一緒に「あの人何考えているのかわからなくてなんか怖いな〜」とか思ったりします。
これって、その環境・人が未知だから。
じゃあ、それをどうやって心地いい方へ向かわせればいいのか。
それは→→「慣れてみる・知ってみる」です。
環境について(職場なら職場の詳細など)ならそこでどんなことが行われているのか、どんな場所なのかを知ってみる、人についてはその人と話してみる、とか。
その後で感じてみてください。
初めと比べて驚くほど気持ちが楽になっているはずです。
基本的に、未経験のことに対して感じる感情として2種類あると思います。
2のニュートラルに関しては自発的な興味はないので、外的な力からそれを知る必要が出てきたり、する可能性が高まっていることが多いかもしれません。(職場環境やそこでの人間関係など)
ここで未知のものへの恐怖「こわい」がくっつくと体感としては「ネガティブ」になるかもしれません。
未知のものに直面しているおかげで消費する不要なエネルギーと気持ちの消耗を考えると、このネガティブは早く片づけてしまった方がいいかと思うんです。
それで効果を発揮するのが「行動する」こと。
具体的には、例えば新しい職場なら
・環境について知識を入れる
・職場の人と話してみる
など。
嫌なことってつい、先延ばしにしたくなったり、取り組まずにそのまま置いておいて見て見ぬふりをしたりしませんか?
でもこれって逆効果。
とっととやってしまった方が楽になります。
未知だった環境・場所が「知っている」場所になれば、自分の許容範囲に変わるんです。
そして自分の持っていたキャパシティや視野が広がり、もっと大きな器の自分になれます。
どんどん楽に、楽しくなるんです。
それは知らなかった「未知」の領域が自分の一部(イチブ)になったから。
いろんなことに対して怯えたり、なんとなーく自分の世界が小さいな〜狭いな〜、でもどうしていいかわからない、なんて感じているならぜひ試してみてね。
最後に黒人解放のために尽力した、南アフリカの初の黒人大統領ネルソン・マンデラの言葉を。
この言葉はわたしが初めて一人で世界を旅した時に知った言葉です。
そして、帰国して感じたこと。
やってみて振り返ると、そんなに大変なことでもなかった、です。
誰でもそう。
自分が達成したことはもう、達成後の自分にとっては自分の一部。
何も難しいことなんてないんです。