寝ることだけが休養とは限らないと学んだ1冊【あなたを疲れから救う休養学】片野秀樹著
休養は、単に体を休ませるだけではないと学びました。
確かに昔は肉体労働が多かったので、
体を休ませることで
疲れを回復できたかもしれません。
しかし今は、体よりも頭が疲れていることが多いです。
頭脳の疲れをとる方法があると学びました。
・「疲れたら寝る」が必ずしも正しくない
「疲れているんだから、今日は早く寝なさい」と
よく母親に言われてました。
母なりの気遣いというのは理解しています。
しかし、休養の方法は
単に寝るだけではないというのを学びました
・1日寝て過ごすことで起こること
入院などして1日寝て過ごすと
筋タンパクが0.5〜1%減ると言われています。
高齢者が転倒して骨折をすると
寝たきりになる危険性が高まると
聞いたことはありませんか。
その理由は、骨折が回復するまで寝て過ごすので、
治った頃には筋力が低下してしまって
歩けなくなるのが原因と言われています。
実際に私の祖母は転倒して骨折しました。
リハビリはしたものの介護度が重くなり、
今ではほぼ寝たきりと母から聞きました。
そう考えると、寝て過ごすのは
必ずしもいいとは言い切れないと気づきました。
・休養には全部で7タイプある
大きく分けて、3つのタイプがあります。
「生理的休養」、「心理的休養」、「社会的休養」があります。
寝るというのは、そのうちの「生理的休養」のうちの「休息タイプ」にあたります。
「生理的休養」には他に、「運動タイプ」、「栄養タイプ」があります。
「心理的休養」には3つタイプがあります。
「親交タイプ」、「造形・創造タイプ」、「娯楽タイプ」があります。
「社会的休養」には「転換タイプ」があります。
「転換タイプ」とは、周りの環境を変えることです。
イメージしやすいのは旅行でしょう。
・いろんな休養方法を組み合わせてみる
これらの7タイプを組み合わせて
休養することを提案しています。
確かに旅行は楽しいけど、
きちんと睡眠時間も取らずに過ごしていたら
疲れてしまいます。
何事もバランスが大切と感じました。
・感想
一言で休養と言っても、
こんなに種類があるのかと驚きました。
「疲れたらとにかく寝ればいい。他のことは一切諦める」
うちの母によくこんなこと言われていました。
言いたいことはわかるけど、
却って自分の好きなことができないと
ストレスが溜まってしまいました。
睡眠不足は問題だけど、
寝るためだけに全ての楽しみを諦めるのも
バランスが悪いと考えるきっかけになりました。
以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。